タイ新国家警察長官にサムラーン警察大将(53歳)。警察委が全会一致で選出。

タイ警察委員会は22日、サムラーン・ヌアンマー(สำราญ นวลมา)副国家警察長官を第16代国家警察長官に全会一致で選出した。
現職のキットラット警察長官の定年退職に伴う人事で、正式に10月1日付で就任する見通しだ。

同日、タイ王国警察本部で開かれた警察委員会では、アヌティン首相兼内務相が議長を務め、約3時間にわたって後任人事を協議。
候補者4人の中から、12人の委員全員の賛成を得てサムラーン警察大将が選ばれた。

サムラーン警察大将は1973年生まれの53歳。王立警察士官学校を卒業後、犯罪予防・取締部門や首都圏警察を中心にキャリアを積み、2012年にドンムアン警察署長、2018年に巡察・特殊作戦部隊司令官、2021年に首都圏警察本部長、2025年には副国家警察長官に就任した。

これまで、ナコンラチャシーマー県の「ターミナル21銃乱射事件」の現場対応を指揮したほか、南部地域やプーケット国際空港での爆発事件阻止、中国系グレー資本や名義貸し犯罪組織、麻薬密売組織の摘発など、多くの重要事件で実績を残している。

タイ警察法では、国家警察長官が定年を迎える年は7月30日までに後任を決定することが義務付けられており、今回の選出はその規定に基づいて行われた。
サムラーン警察大将は2033年まで勤務可能で、今後約7年間にわたりタイ警察トップとして治安維持や組織改革を担うことになる。

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