バンナーに産業都市「ARAYA The Eastern Gateway」計画始動! 工場・物流・住宅を集約、5万人規模。

バンコク東部のバンナー=トラート通り32キロ地点で、大規模産業都市「アラヤ・ジ・イースタン・ゲートウェイ(ARAYA The Eastern Gateway)」の開発が進んでいる。
工業団地ではすでに約700ライの用地を販売し、倉庫施設の増設や住宅地区の整備も計画している。

同プロジェクトは、2025年2月に正式発表された。
総事業費は200億バーツ超、敷地面積は4,783ライ(約765万平方メートル)に及び、フレイザーズ・プロパティ(タイランド)、ロジャナ工業団地、アジア工業団地の3社が共同開発する。

単なる工業団地ではなく、工場、研究開発、物流、オフィス、商業施設、住宅を一体化した「Industrial-Tech Ecosystem」の構築を目指す。
スワンナプーム国際空港や東部経済回廊(EEC)、バンコク中心部へのアクセスの良さを生かし、先端産業や多国籍企業を誘致する。

計画地は産業・テクノロジーキャンパス、物流地区、工業団地、ライフスタイル地区、コミュニティサービスセンター、住宅地区の6区域に分けられる。
AISと通信網を整備するほか、1日4万立方メートルの給水能力と500メガワットの電力供給能力を確保する。

大型工場向けの「ARAYA Industrial Estate」は3,847ライを占め、タイ工業団地公社から国内79番目の工業団地として承認された。
現在は中国、米国、欧州、日本、韓国などの企業10社以上が進出し、半導体、電子部品、物流、食品・飲料、医療機器などの事業を展開している。

主な進出企業にはインフィニオン、ネスレ、Mr.D.I.Y.などがある。
最大の用地を取得したインフィニオンは125ライを購入し、すでに約300人が勤務。
将来的に建物を5棟まで増設する計画だ。

物流地区では、第1期の倉庫・オフィス計2万1,091平方メートルをテラクール・テクノロジー(タイランド)が全区画借り受けた。
同社はAIデータセンター向け液体冷却・熱管理システムを手がける。
需要拡大を受け、プロジェクト側は第2期として約2万平方メートルを追加整備する。

今後は飲食店や小売施設、公園、ランニングコース、フットサル場なども整備する。
従業員や専門職、経営者向けの住宅開発は5~6年後に着手する見通しで、全地区が本格稼働した場合、区域内の人口は約5万人に達すると予測している。

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