タイ東北部の陶磁器工場、200人超を大量解雇! 受注減で事業継続困難。給料未払いのケースも。
- 2026/9/17
- タイ東北部

タイ東北部ナコンパノム県にある陶磁器工場「タイイーホンセラミック」(ไทย อี้ หง เซรามิก)で、従業員200人以上が解雇されることが明らかになった。
海外からの受注減少や世界経済の低迷などで資金繰りが悪化し、会社側は事業継続が困難になったとしている。
会社側によると、海外からの注文が継続的に減少したことに加え、米国の貿易関税引き上げや国際紛争などが経営を圧迫したことが理由だという。
日給制の従業員は9月7日付で解雇され、月給制の従業員についても9月30日付で解雇される予定となっている。
会社は賃金について通常の支払日に支給するとしているが、解雇補償金の支払日は明らかにしておらず、従業員から不安の声が上がっている。
元従業員の45歳男性は、妻とともに同工場で1年以上働き、夫婦で月1万8,000~1万9,000バーツほどの収入を得ていた。
しかし、8月初めから賃金が支払われなくなり、貯金も底をついたという。
現在は、野菜を栽培して市場で販売し、生活費を確保している状況だと訴えている。
この大量解雇を受け、ナコンパノム県の労働当局は9月16日、被害を受けた従業員への支援を開始した。
未払い賃金や解雇補償金について調査するとともに、失業給付の申請、再就職先の紹介、職業訓練、自営業支援などを進めている。
当局によると、条件を満たす被保険者は賃金の50%に相当する失業給付を最長6カ月受給できる。
200人を超える従業員が突然職を失う事態となり、多くの家庭で生活への影響が広がっている。
労働当局は関係機関と連携し、未払い賃金や補償金を含め、従業員が法律に基づく権利を受けられるよう対応を急いでいる。







































