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選挙票から戸籍まで500バーツで簡単買収! 中国人が名義貸しで工場経営、タイ戸籍も不正取得。
- 2026/9/16
- 事件(タイローカル)

タイ警察は9月16日、サムットサコーン県にあるタイヤ製造工場を捜索し、タイ人を名義上の株主とする「名義貸し(ノミニー)」を利用して会社を実質的に所有していた疑いで、中国人の男を摘発した。
関連する事業の価値は、6億バーツを超えるとみられている。
警察によると、中国人の男は取り調べに対し、タイ人従業員を名義上の株主として利用し、3社の株式を100%タイ人が保有する形にして、外国人による事業所有をめぐるタイの法規制を回避していたことを認めたという。
さらに捜査では、中国人男の19歳の息子が、死亡したタイ人の子どもの出生証明書を利用し、タイ人としての身分を取得していた疑いも浮上した。
警察は、父親が将来的に資産を息子へ移転する目的で、タイ国籍者としての身分を取得させた可能性があるとみている。
19歳の息子は事情聴取に対し、死亡した人物の出生証明書を使った身分取得について「知らなかった」と説明。
「もし自分が間違ったことをしていたのであれば、皆さんに謝りたい」と涙を浮かべて謝罪したという。
また、タイでの生活について「自分から望んだものではなく、父親側の関係者によって連れて来られた」と説明している。
当時は小学6年生で、その後約5年間タイで暮らしていたと話している。
一方、死亡した5歳の息子の名前を提供したとされるチェンダーオ出身のタイ人女性も事情聴取を受けた。
女性は息子の死亡届を提出しておらず、関係者から中国人の子どもに名前を使わせてほしいと持ちかけられ、交通費として500バーツを受け取ったと供述。
「読み書きができず、違法だとは知らなかった」と説明しているという。
また警察によると、中国人の男は2024年にタイ国内で中国人女性に暴行を加え、財物を奪った事件にも関与したとされ、一審と控訴審で禁錮2年10月の判決を受け、現在は最高裁で審理中だった。
このほか、中国でも国際的な汚職・詐欺事件をめぐり逮捕状が出ているという。
当局が工場内部を調べたところ、多数の自動車用タイヤが確認され、製品は国内販売のほか海外にも輸出されていた。
工場側の責任者は、会社の名義貸しをめぐる問題について「知らなかった」と説明している。

警察や関係当局は、会社の実質的な所有関係や資金の流れ、タイ人名義を利用した経緯、身分登録をめぐる不正疑惑について、さらに捜査を進める方針だ。
悪党どもは口をそろえて「知らなかった」というよな。
しかしこの国の人は、選挙票から戸籍まで500バーツで簡単に買収されてしまうので、なかなか闇が深いわ。






































