- Home
- 事件(タイローカル)
- 日本人含む15名を逮捕!バンコク特殊詐欺拠点を摘発。日本警察の制服も!中国人ボスは逃亡中。
日本人含む15名を逮捕!バンコク特殊詐欺拠点を摘発。日本警察の制服も!中国人ボスは逃亡中。
- 2026/9/17
- 事件(タイローカル)

タイ入国管理局は9月17日、バンコクのバーンボン地区(บางบอน)にある高級邸宅を捜索し、日本人を主なターゲットにしていた特殊詐欺グループを摘発した。
パンタナ入国管理局副長率いる捜査チームが、バンボーンヌア地区のエカチャイ・ソイ112にある邸宅を捜索し、日本人、中国人など14人とタイ人1人の計15人を拘束した。
事件は、多数の外国人が邸宅に頻繁に出入りしていることを不審に思った市民からの情報提供であった。

◆月90万バーツの高級邸宅を借りて詐欺拠点に
警察によると、中国人の「ボス」とされる人物がタイの名義人(偽装賃貸)を介して邸宅を借り、1年以上にわたって使用していたとみられる。
家賃は、月額90万バーツだったという。
現場では計15人を拘束。
このうちタイ人は1人で、残る14人は日本、中国、台湾、ミャンマー国籍の外国人だった。
15人はいずれも電話をかけるなど実働部隊として役割を担い、グループは主に日本人を標的にしていたと警察はみている。
一方、指示役とされる中国人の男は現場にはおらず、現在もタイ国内に潜伏している可能性がある。
当局は国境の非公式な越境ルートなどを使って国外逃亡する可能性も警戒し、行方を追っている。

◆「違法な荷物が届いている」日本人に電話
詐欺の手口は、無作為に被害者へ電話をかけ、「あなた宛ての荷物から違法な物品が見つかった」などと告げるものだった。
被害者が信じると、電話を別の担当者に転送。
次の担当者が「警察官」を装い、「不審な金融取引が確認された」「犯罪に関与している可能性がある」などと説明し、資金を「確認する」などの名目で送金させる仕組みだったという。

◆日本語の台本、偽の警察制服も
邸宅内部では役割ごとに部屋が明確に分けられていた。
2階には被害者へ電話をかけるための作業スペースが設けられ、日本語で書かれた詐欺の台本が掲示されていた。
さらに別の部屋は「警察官役」に電話を引き継ぐためのスペースとして使われていたとみられ、日本各地の警察署を装ったロゴを付けた警察官風の制服が多数、ハンガーラックに掛けられていたという。
警察は現場からパソコンや携帯電話、換金用とみられるチップなどを押収したほか、覚醒剤「アイス」と薬物使用器具も発見したとしている。
当局は押収品の詳しい分析を進めるとともに、拘束した15人について容疑を精査している。外国人については法的手続きを進めた上で国外退去措置も検討する。
また、グループを指揮していたとされる中国人の男について、タイ国内に潜伏している可能性が高いとみて追跡を続けている。







































