バンコク都、ラチャダムヌン通りでの炊き出しを禁止。集結したホームレス間でトラブル多発。
- 2026/8/5
- バンコクとその近郊

バンコク都は、ラチャダムヌン通り周辺でホームレスが集結し、治安や景観に影響が出ているとして、路上での食料配布の自粛を求める新たな対策を開始した。
都は、善意による炊き出しがホームレスを呼び寄せる要因となり、歩道の占拠やごみの増加、利用者同士のトラブルなどを招いていると説明している。
ホームレス同士の乱闘がしばしば発生しており、同地区を重点監視区域に指定し、都職員と警察による巡回を強化するという。
また、公共の場所での食料配布を目的とした駐車を控えるよう市民に協力を呼び掛けるとともに、違反行為については関連法令に基づき対応する方針を示した。

一方で、都はホームレスを排除する考えはないと強調し、宿泊や食事、生活支援を提供する施設「バーン・イムジャイ(温かい家)」を活用して支援を継続すると説明している。
寄付や食料提供を希望する市民には、「バーン・イムジャイ」やバンコク都全50区に設置されたフードバンクを通じて支援するよう呼び掛けている。
バンコク都は、こうした取り組みにより、公共スペースへのホームレスの集中を抑え、観光地でもあるラチャダムヌン通りの安全性や景観の維持につなげたい考えだ。
身勝手な善意は、特に悪意に変わってしまう一例とも言える。






































