バンコクで回収されたロイクラトン祭りの残骸11%増。非環境素材のクラトン2万個以上。

あくまでもバンコクでの話です。

バンコク都は11月27日に行われたローイクラトン祭りで流された灯篭(クラトン)中、63万個を回収したことを明らかにしました。
これは、昨年から約11%にあたる6万7千個の増加となっています。
回収されたうち、約2万個が発泡スチロールなどが使用された天然素材のものではないクラトンでした。

11月28日にバンコク都によって発表された内容では、合計639,828個のクラトンが収集され、2022年の572,602個から67,226個(11.74パーセント)が増加しています。

うち、天然素材で作られた素材、または環境に優しいものが、618,951 個(96.74 %)、発泡スチロールなど自然環境に影響のあるものが 20,877 個(3.26 %)でした。

おそらくこれはバンコクという都市部での数値なので、比較的環境問題に配慮した結果が出ているものと思われます。
地方や個別に川に流しているケースなどでは、もっとルール無用で行われている可能性が高いです。
また回収されていないものがどれほどあるかという点も考慮しなければなりません。

一番よいのは、お寺やデパート、外に繋がっていないため池など管理された場所で灯篭を流すのが、現代に即したローイクラトン祭りの在り方ではないでしょうか。

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