- Home
- 事故・火災(タイローカル)
- タイの工場で大規模火災。倉庫内の化学物質で消火難航、消防士1人が吐血する事態に。
タイの工場で大規模火災。倉庫内の化学物質で消火難航、消防士1人が吐血する事態に。
- 2026/8/1
- 事故・火災(タイローカル)

タイ・ノンタブリー県ムアン郡で7月31日夜、給水ポンプや関連部品を製造・販売する工場兼倉庫で大規模な火災が発生した。
倉庫内には化学物質が保管されている可能性があり、建物から倒壊を示すような異音も確認されたため、消防隊は一時退避を余儀なくされるなど、消火活動は難航した。
火災が発生したのは、ラッキー・スター・インターナショナル(タイランド)の2階建て倉庫。
現場にはノンタブリー県内や周辺自治体から数十台の消防車が出動し、放水による消火活動を実施した。
しかし、倉庫内に保管されている化学物質の種類が不明だったことから、一部の消防隊員が体調を崩して倒れたため、いったん現場から撤退。
その後、酸素ボンベなどの呼吸保護装備を着用した専門隊が建物内へ進入したが、建物から大きなきしみ音が聞こえたため、安全確保を優先して再び全隊員が退避した。

消防隊は約1時間30分にわたる消火活動の末、火災を鎮圧。
この火災で、37歳の消防士が胸の痛みや呼吸困難を訴えた後、吐血し、病院へ搬送された。
工場側によると、火元は工場内の作業室とみられ、室内には資材や段ボールなどが保管されていた。
当時、建物内に従業員はおらず人的被害はなかったという。
被害額は現時点で算定できていないが、建物の構造部分に大きな損傷が及んだとみられる。
一方で、商品在庫は保管しておらず、火災保険にも加入しているとしている。
警察は現場を危険区域として立ち入り禁止に指定し、科学捜査当局が出火原因や火災の詳しい状況について調査を進めている。







































