ラヨーンに持ち込まれたセシウム137をプラチンブリーへ返還。ラヨーン住民は安堵?! プラチン農家は風評被害も甚大。

月22日17時、プラチンブリー県から持ち込まれたセシウム137粉末が、ラヨーン県マープタプット地区の工場内に持ち込まれていた件について、全て元の場所へ運び出されたと報じられています。

この日、大きな袋に詰められた12.4トンのセシウム137粉末が、ラヨーン県から運び出されました。

それでも、ラヨーンの住人たちは、自分たちの生活が安全ではないのではないかという恐怖から、広く批判が巻き起こっています。

セシウム137がラヨーン県に運び入れられていた件が発覚し、ラヨーン県の知事ら一行はすぐにその地域を視察に赴きました。
住人がしるところとなり、多くの批判が殺到していたため、知事はセシウム粉末を元のプラチンブリー県に3日以内に戻す方法を見つけるように命じました。

本日すべてのセシウム粉末を発生源に戻すために、有毒物質を運ぶための適切に認可された車両によって、パトカーが車列を先導し慎重に搬出されました。

タイのメディアは、もうセシウムの心配が不要となったラヨーンの人々におめでとうと報じています。
そしてプラチンブリー地域の住人たちは、お互いに励まし続けなければなりませんとも。

現在プラチンブリー県の果物農家は、多くの注文がキャンセルされ風評被害に苛まれています。

ラヨーンの人々ですら、本当にセシウム137の脅威が取り除かれたかどうかは非常に懐疑的です。
真実を100%知ることなど到底無理な国です。
管理もずさんなら、調べる方もずさんです。
新型コロナの件でもなんでもそうですが、どんな理由ででも死んだら「かわいそう。はい、さようなら」で終わってしまいますね。

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