ガルフ・カナウット「史上最高のイケメン版クンチャーン」を演じる。キスされたらキスで返す?!

人気俳優のガルフ・カナーウット(กลัฟ คณาวุฒิ)が、映画『อัศจรรย์วันทอง(アッサジャンワントーン)』のガラプレミア記者会見に登場し、同作で演じる「クンチャーン(ขุนช้าง)」役について語った。

会見は、バンコクのサイアムパラゴン内、パラゴン・シネプレックスで行われた。

2026年版では、従来の物語で太った体形と禿頭として描かれてきたクンチャーンの外見を大胆に変更。
クンペーン(ขุนแผน)と張り合えるほどの“イケメン”という設定になっているという。

◆「クンチャーンもクンペーンも外見で互角に」

――2026年版のクン・チャーンは、どのような役ですか?

ガルフ「よろしくお願いします。この役は『クンチャーン・クンペーン』という文学作品をもとにアレンジされています。
皆さんご存じの通り、従来のクンチャーンはふくよかな体形で、頭が禿げた人物として描かれていました」

「でも『アッサジャンワントーン2026』では、もっと格好良いキャラクターに変更されています。ムック監督は、登場人物を外見的な特徴だけで判断してほしくなかったんです。そのため、クンチャーンとクンペーンの外見を、ある程度互角に比較できるようなキャラクターにしています」

◆「最初は禿頭にして、お腹をつけるのかと」

――最初にクンチャーン役だと聞いた時、どんな姿を想像しましたか?

ガルフ「皆さんと同じですよ。最初にクンチャーン役のオーディションを受けると聞いた時は、『頭を禿げさせるのかな? それとも偽物のお腹をつけるのかな?』と思いました」

「でも実際にムック監督と話してみると、小説とは外見が違うと言われました。それで面白そうだと思って、オーディションを受けてみました」

従来のクンチャーンの姿にも挑戦してみたかったかと聞かれると、

「それも面白いと思います。おそらく僕の人生で、皆さんが一度も見たことのない姿になるでしょうから」

と答えた。

◆「一途な愛が、ワントーンを苦しめていないか」

“史上最高にイケメンなクンチャーン”を演じることについて、ガルフは「このキャラクターの別の側面を伝えられる機会をもらえてうれしい」とコメント。

今回の作品では、クンチャーンの「愛」に対する見方にも変化があるという。

「皆さんは、クンチャーンが一人の女性だけを一途に愛していることに気付くと思います。でも、その愛がワントーンを息苦しくさせてはいないか、ということは忘れられがちかもしれません」

と語った。

◆マーク・プリンとの“カップル推し”に「今の時代、見方を制限する必要はない」

一方、ファンの間では、クンペーンを演じるマーク・プリンとのプロモーションで見せる“ケミストリー”が話題となり、2人をカップルとして楽しむ声も広がっている。

「このクンチャーンは、ワントーンとクンペーンのどちらが好きなのか?」と聞かれたガルフは、

「これはBL映画じゃないですよ。『アッサジャンワントーン』です(笑)」

と説明した上で、

「応援してくださる皆さんには感謝しています。これも一つのケミストリーだと思います。今の時代はそういう見方を制限する必要もありませんから、皆さんが好きな視点で見てくれればいいと思います」

と語った。

ファンからの冗談や反応も目にしているといい、マークをサプライズ訪問するコンテンツを撮影した際には、マッサージをする場面もあったことから、さらに盛り上がったという。

ただし本人たちは特にこの話題について話し合っておらず、

「僕とマークさんはそんなことを意識していません。普通に兄弟のような関係で過ごしています」

と説明した。

◆「クンチャーンに同情してもらえたら」

今回の作品で観客にクン・チャーンを好きになってもらえると思うかとの質問には、

「そうなってくれたらいいですね。クンチャーンには、心の奥深くにとても気の毒な事情があります。皆さんにも彼の気持ちを理解し、共感してもらえたらと思います」

と答えた。

作品の魅力については、ヒロインのワントーンを挙げた。

今回のワントーンは、現代から文学作品の世界へ迷い込んだ人物という設定で、現代人らしい考え方で問題を解決し、原作のように処刑される結末を回避しようとするという。

映画への期待については、

「大ヒットしなければならないとは思っていません。僕たちや出演者全員が一生懸命作った作品に満足できれば、それで十分です。皆さんには映画のファンタジーの世界を楽しんでもらいたいです」

と語った。

◆「クンチャーン派? クンペーン派?」に意外な回答

観客は「クンチャーン派」と「クンペーン派」のどちらを選ぶべきかと聞かれると、ガルフは、

「選ばなくていいですよ。自分自身を愛するのが一番です。今回のワントーンは、自分自身を愛し、自分自身の価値を大切にする女性ですから」

と回答。

映画『อัศจรรย์วันทอง』は9月3日からタイ全国の映画館で公開されるとして、「絶対に楽しめると思います」とアピールした。

◆タック・ボリブーンと「本当にキスした」

さらにガルフは、タック・ボリブーンと番組に出演した際、SNSで話題になった“キスシーン”についても明かした。

「されました。本当にされましたよ。“ムワッ”って音がするくらい(笑)。でも、あれはコメディーのシーンなんです」

実はこの演出は、ガルフ自身が提案したものだったという。

当初はガルフとタックが争うような場面だったが、ガルフはもともと番組のファンで、タックやボール、ジャズらが冗談でキスをする姿を見ていたことから、「この場面でもキスがあったら面白いのでは」と考えたという。

ガルフは監督に「タックさんがやりたければ、やってもいいですよ」と伝えていたものの、それが本人に伝わっていたかは知らなかったと説明した。
実際の撮影でタックがキスを仕掛けてきたため、そのまま演技を続けた。

◆キスを返され、タックが思わず後ずさり

タックが驚いた様子を見せたことについて、ガルフは、

「僕がキスを返してくるとは思っていなかったんじゃないですかね。本人には言っていませんでしたから。だから完全に動揺して、後ずさりしていました。僕もタックさんがあんなに取り乱すところは見たことがありません(笑)」

と振り返った。

撮影後も気まずくなることはなく、「今まで通り楽しかったです。タックさんは本当に素敵な人です」と話した。

最後に、

「これはキャラクターですから。キスされたら、キスを返さないと(笑)」

と冗談交じりにコメント。

自身はもともとコメディーが好きで、幼い頃から故コム・チュアンチューン(น้าค่อม)さんの作品を見ていたといい、「もし今もご存命だったら、お会いする機会があったかもしれないと思うと残念です」と語った。

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