サムイ島で仏人実業家を摘発。「名義貸し」タイ人も捜査、大麻農園投資詐欺、違法ホテル経営など。

タイ南部スラータニー県の入国管理当局は8月16日、サムイ島で外国人による「名義貸し(ノミニー)」を利用した事業運営を調査し、フランス人実業家とタイ人5人、関連企業2社を摘発したと発表した。

捜査対象となったのは、74歳のフランス人男性(MR.STEPHANE THIERRY BASTOK)。 
男性は同国人8人に対し、1人約330万バーツ、総額約2,640万バーツを出資して大麻農園を開設するよう持ちかけたものの、実際には農園が設立されなかったとして、投資詐欺に関する捜査も受けているという。

入管当局が男性の事業や資産を詳しく調べたところ、サムイ島で土地を所有する「IDA B」関連の2社との関係が判明。
約7ライ(約1.2ヘクタール)の土地に3階建ての建物を建設し、12室の宿泊施設「IDA B DOMAIN」を運営していたとされる。

施設は予約サイトなどを通じて1泊単位で宿泊客を受け入れていた一方、当局はホテル営業の正式な許可を確認できなかったとしている。

さらに、2社の株主構成を調べた結果、タイ人5人が合わせて60%の株式を保有していたものの、複数の人物が飲食店従業員や運転手などで、実際に投資できる資力がなかったと指摘する。
株主の一人は、自分の名前が取締役や書類上の手続きに利用されただけで、資金を管理する権限はなかったと説明しているという。

金融取引では、法人名義の口座からフランス人男性の個人口座へ約770万バーツ、さらに息子へ約150万バーツが送金されたことも確認され、当局は男性が実質的な資金提供者で、事業を単独で管理していた可能性が高いとみている。

当局は、外国人事業法違反や無許可でのホテル営業などの疑いで男性と関連企業を告発。
タイ人5人についても、外国人による事業運営を隠すため名義を提供した疑いなどで法的措置を進めている。

入管当局は今後も、外国人がタイ人の名義を利用して土地を取得したり、外国人に規制されている事業を運営したりするケースについて、サムイ島を中心に取り締まりを強化する方針だとしている。

実質、日本人が経営していて、あとはメイドや運転手、いやそもそも事業と全く関係ない「名義貸し」タイ人で構成されている会社など、バンコクに腐るほどあると思うけどなあ。
まあ、規模の小さいところまでは、手が付けられないということですかね。

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