タイの若者、6割超が「いじめを経験」。場所は学校が最多、SNSを利用したいじめも深刻。

日本と比べると人権意識の低い国で起きるイジメは、壮絶です!

タイ保健サービス支援局(HSS)などが実施した2025年の調査で、7~25歳の回答者4万1,944人の65.54%が、いじめを経験したことがあると回答した。
いじめの発生場所として最も多かったのは学校で、加害者の多くは友人や同年代の生徒だった。

調査では、いじめの加害者として「友人・同年代」が挙げられたケースが73.53%に上った。
また、発生場所は学校が83.35%を占め、タイの子どもや若者を取り巻くいじめの深刻な実態が浮き彫りになった。

最も多かったのは、親や家族の名前を使ったからかい(揶揄い)で40.97%。
次いで、外見や性格への中傷が37.95%、不快に感じるほど身体的に近づく行為が30.38%、暴力的ないじめが28.28%だった。

いじめによる精神的な影響も大きく、経験者の61.53%が「恥ずかしさ」を感じ、54.52%が「やり返したい、復讐したい気持ち」、51.38%が「疲労感や気力の低下」を訴えた。

さらに、SNSの普及に伴い、いじめは学校内だけで完結しなくなっている。
うわさや画像、嫌がらせのメッセージなどがSNS上で急速に拡散するサイバー型いじめも問題となっている。

HSSは、いじめが長期化・反復した場合、うつや不安、問題行動などにつながる可能性があると指摘する。
今後、教育省や社会開発・人間安全保障省、精神衛生局などと連携し、予防プログラムの開発や啓発活動を強化する方針だ。

一方、2020年に公表された別の調査では、10~15歳の児童1,500人を対象とした調査で91.79%がいじめを経験したとされており、タイでは以前から学校でのいじめが深刻な社会問題となっている。

関係機関は、学校での明確な対応ルールや相談窓口の整備に加え、家庭でも子どもが悩みを打ち明けやすい環境をつくることが重要だとしている。

 

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