タイの国際競争力が26位に上昇! 27位のベトナムが猛追! 汚職やAI分野に遅れ。

タイ経営者協会(TMA)は、スイスの国際経営開発研究所(IMD)が発表した2026年版世界競争力ランキングで、タイが前年から4ランク上昇し、70の経済圏中26位になったと明らかにした。

順位上昇を支えたのは、企業部門の効率性とインフラ分野の改善だった。
特に労働市場は世界10位と高評価を受け、企業効率性全体では21位に上昇。
公共インフラや医療・環境分野の改善も評価され、インフラ部門の順位も上昇した。

一方で、政府部門の効率性は32位で前年から横ばい。
汚職対策や行政の透明性、法の支配に関する評価は依然として低く、企業活動を阻害する規制の多さも課題として浮き彫りになった。

また、AI関連指標が新たに導入されたことで、技術インフラ分野の順位は大きく後退
デジタル技術や先端技術への対応の遅れも懸念材料となっている。

世界ランキングでは、シンガポールが首位に返り咲き、香港が2位、スイスが3位となった。
アジア経済圏の存在感が、一段と高まる結果となっている。

ASEAN内ではタイがシンガポール、マレーシアに次ぐ3位を維持したが、今年初めて調査対象となったベトナムが27位にランクイン。
タイとの差はわずか1順位となり、政府効率性や企業効率性ではすでにベトナムが上回る結果となった。

TMAは、今回の順位上昇は明るい材料としながらも、規制改革や行政の透明性向上、人材育成、デジタル・AI分野への投資拡大などの構造改革を急がなければ、今後の国際競争で優位性を維持することは難しいとの見方を示している。

タイは、常に内向きな体裁ばかり気にしているので、課題となっている問題に出口は一向に見えない。
国際競争力という観点からは、ベトナムに抜かされるのは時間の問題かもしれない。

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