サムイ島で深刻な水不足、供給量が需要の半分以下に。8月から地区により交互に給水。
- 2026/7/29
- タイ南部

タイ南部の観光地サムイ島で深刻な水不足が続いており、タイ地方水道公社(PWA)サムイ支所は8月3日から7日間、島内を区域ごとに分けて給水する輪番給水を実施すると発表した。
水道公社によると、干ばつの影響で原水の確保が難しくなり、現在供給できる水道水は本土から送水される1日約1万6,000立方メートルにとどまっている。
一方、島内の1日の平均使用量は約3万4,000立方メートルに達しており、約1万8,000立方メートルの供給不足が生じている。
このため、島内を「イエローゾーン」と「レッド・グリーンゾーン」に分け、7日間にわたり交互に給水を行う。水道公社は住民に対し、断水日に備えて生活用水を確保するとともに、節水への協力を呼び掛けている。
すでに一部地域では水圧の低下や断水が数日間続いており、飲料水の確保や炊事、衛生管理など日常生活に影響が出ている。水を民間の給水車から購入する家庭も増え、生活費の負担が重くなっているという。
さらに、ホテルやリゾート、レストランなど観光関連事業者も、予備水の確保にかかるコスト増に直面している。
関係者の間では、水不足が長期化すれば観光客の満足度や、世界的なリゾート地としてのサムイ島のイメージ低下につながる可能性を懸念する声が高まっている。







































