バンコク洪水で「サイアム アメージングパーク」水没。被害1億バーツ以上、6カ月休園に。
- 2026/9/30
- バンコクとその近郊

バンコクで発生した大規模な洪水により、人気遊園地「サイアム アメージングパーク」が深刻な被害を受けている。
園内のほぼ100%が浸水し、遊具や機械設備などが5日間にわたって水に浸かったことから、運営会社は施設を約6カ月間休園すると発表した。被害額は少なくとも1億バーツに上るとみている。

運営するサイアム・パーク・シティ・グループのウォラチャイCEOが9月30日、明らかにした。
同氏によると、園内はほぼ全域が洪水の被害を受け、現在も水が残っている。(9月30日)
今後の降雨や水位上昇によって、さらに被害が拡大する可能性もあるという。
「これほど深刻な洪水はこれまで経験したことがない。今回はほぼ100%が水没した。機械や遊具もすでに5日間水に浸かっており、長期間の水没による問題が発生している可能性がある」と説明した。
今回の被害では、各種アトラクションだけでなく、同施設を代表する人工海なども大規模な修復が必要になる見通し。
水が引いた後に専門的な点検を行い、機械設備や遊具の被害状況を詳しく調査するとしている。

復旧作業には少なくとも3~4カ月程度かかるとみられており、安全確認や園内全体の改修期間を含め、運営会社は約6カ月間の休園を決めた。
2027年のソンクラーン(タイ正月)前までの営業再開を目指す。
経営面への打撃も大きい。学校の休暇期間は通常、来園者が増加するシーズンだが、今回の休園によって営業機会を失うほか、年末に予定していたイベントや観光需要も取り込めなくなる。
同社は現時点で、被害額を少なくとも1億バーツと見積もっている。

水が完全に引いた後、被害状況を確認したうえで、復旧に向け金融機関との協議を進める方針だ。
また施設運営そのものについても見直しを行い、これまで無料で開放していた動物園については廃止し、飼育動物を動物園関連機関へ引き渡すことなどを検討する。
今回の洪水は、遊園地の設備だけでなく、今後の施設運営にも大きな影響を及ぼすことになりそうだ。






































