スワンナプーム空港に「Plaza Premium」がタイ初上陸。2種類の高級ラウンジを開業。

空港ラウンジを世界各地で展開するプラザ プレミアム グループ(PPG)が、タイ市場に初進出した。

バンコクのスワンナプーム国際空港に「Plaza Premium First」と「Plaza Premium Lounge」を開業し、東南アジアの航空ハブとして成長するタイで事業拡大を図る。

同社の創業者兼CEO、ソン・ホイシー(Song Hoi See)氏によると、2施設への投資額は約380万米ドル。
内装だけでなく、タイ産食材やタイ文化を取り入れた飲食・サービスにも力を入れたという。

◆国際線G1ゲート近く、総面積790平方メートル超

2つのラウンジは国際線出発エリアのコンコースG、G1ゲート付近に位置し、総面積は790平方メートルを超える。

上位クラスの「Plaza Premium First」は212平方メートル、最大50人を収容可能。
プライベートな休憩スペースやシャワールーム、パーソナルアシスタントなどを備える。

食事にはタイらしさを積極的に取り入れ、北部名物のカオソーイやトムカーガイなどを提供。
バーでは、トムヤムから着想を得たカクテル「サイアミーズ・マティーニ」も楽しめる。

一方、「Plaza Premium Lounge」は578平方メートル、最大98席。ライブキッチンやビュッフェを設け、ソムタムや鶏の串焼き、ルークチュップなどを提供する。
シャワー、充電設備、礼拝室、ファミリー向けスペースなども備えた。

内装にはタイの現代アーティストによる作品やシルク刺繍、ガラスモザイク、天然染めの布などを採用し、施設を構成する要素の約30%にタイの特色を取り入れているという。

 

◆1日約400人利用、6年で投資回収目指す

Plaza Premium Groupによると、2025年のスワンナプーム空港の旅客数は約6,290万人で、80%以上が国際線利用者。
同空港では2030年までに年間旅客処理能力を6,500万人から8,000万人へ拡大する計画が進められている。

ソン氏は、タイが東南アジアを代表する航空・観光拠点であることが今回の進出を決めた大きな理由だと説明している。

開業から約3週間の時点で、2施設には1日平均約400人が訪れている。
同社は今回の約380万ドルの投資について、6年以内の損益分岐点到達を目指す。

Plaza Premium Groupは世界150カ国、600空港でラウンジネットワークを展開し、年間3,000万人以上が利用している。
タイではまず空港ラウンジから市場を開拓し、今後の状況を見ながら事業展開を検討する方針だ。
同社は海外では飲食、ホテル、Meet & Greetサービスなども手掛けている。

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