タイ政府、航空会社のオーバーブッキングによる搭乗拒否案件を調査。補償額は1500バーツ。

タイ政府は、国内線の航空券を座席数以上に販売し、予約済みの乗客が搭乗を拒否された問題を受け、消費者保護委員会事務局(OCPB)に航空会社の販売実態を調査するよう指示した。

スパマート首相府相によると、乗客は航空券を事前購入し、座席指定と機内食の料金も支払っていたが、出発当日に搭乗を拒否された。
そのため、別の航空会社の航空券を自費で購入したという。

問題となった便では、189席に対して191人の予約が入っていた。
その乗客は指定時間内にチェックインしたものの、最後の受付だったため搭乗を断られた。

航空会社は自主的に搭乗を辞退する人を募ったが、希望者はいなかった。
その後、乗客に1500バーツの補償金と別便への変更、食事券を提示したが、乗客は受け入れず、別会社の便を利用した。

スパマート氏は「航空券は消費者と航空会社の契約であり、料金や追加サービス代を支払った乗客は、契約通りのサービスを受ける権利がある」と指摘する。
座席を適切に管理する責任は航空会社側にあり、オーバーブッキングの負担を乗客だけに押し付けるべきではないと強調した。

政府は今回の事例を受け、航空券の契約条件に加え、座席指定や機内食など、料金を支払ったにもかかわらず提供されなかった追加サービスの扱いも調査する。
また、座席が確保されたと消費者に誤解させる可能性のある広告表現についても確認するという。

さらに、航空事業を消費者保護法上の「契約規制対象事業」に指定することも検討し、公平な契約条件の基準づくりを進める方針だ。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る