バンコク旧市街に新名所を構築。「黄金の丘」とマハーカーン砦を結ぶ2層公園の整備計画。
- 2026/8/18
- バンコクとその近郊

タイ政府とバンコク都は、バンコク旧市街にあるワット・サケット(วัดสระเกศราชวรมหาวิหาร)の「黄金の丘(ภูเขาทอง)」とマハーカーン砦(ป้อมมหากาฬ)周辺を一体的に整備し、新たな歴史観光スポットとして開発する計画を進めている。
約4,500平方メートルの敷地に2層構造の公園を整備し、バンコクを代表する新たなランドマークを目指す。
計画では、歴史的価値の高い一帯を公共スペースとして整備するとともに、重要な観光資源として活用する。

マハーカーン砦周辺は将来的に重要な歴史観光地として再整備される予定で、現在、公園の具体的な設計や図面作成が進められている。
設計についてはタイ石油公社(PTT)が中心となって調整を担当する。
また、ワット・サケットの住職ソムデート・プラ・ワチラシッターチャーンの協力を得て、土地を最大限有効活用し、公共スペースや観光地として整備する。

計画の大きな特徴となるのが「2層構造の公園」だ。
天然資源・環境省と内務省が協力し、タイ各県を代表する樹木を植えるなど、緑豊かで美しい公園を目指す。
さらに、周辺の運河沿いについても修復・整備を行い、水辺の景観を改善する計画となっている。
周辺では都市鉄道2路線が接続するほか、道路、鉄道、船を結ぶ交通の結節点となることが期待されている。

今後はラッタナーコーシン地区・旧市街保存開発委員会も設計に参加し、関係機関が連携して事業を進める。
黄金の丘はバンコク旧市街を代表する観光名所の一つで、マハーカーン砦もラッタナーコーシンの歴史を伝える重要な史跡として知られる。
今回の整備によって両地点の回遊性が高まれば、寺院や歴史的建造物が集まるバンコク旧市街に、新たな観光ルートが誕生することになりそうだ。







































