タイの都市鉄道 MRTオレンジライン、いよいよ車両到着へ。トルコ製車両を11月輸送予定。

タイの都市鉄道「MRTオレンジライン」で、車両導入に向けた準備が本格化している。

運営会社のBEM(Bangkok Expressway and Metro)は、トルコの工場で製造されたオレンジラインの車両を公開した。
最初の編成が、11月末にもタイへ到着する見通しとなった。

オレンジラインは、バーンクンノン駅からミンブリー(スウィンタウォン)駅まで35.97キロを結ぶ計画だ。
バンコクを東西に横断する新たな主要交通路として整備が進められている。

BEMによると、東側区間のタイ文化センター駅~ラムカムヘン交差点駅で、現在車両の製造・試験が進行中とのこと。

第1編成は、トルコでの製造と試験をすでに完了。
今後ドイツへ輸送して試運転を行い、品質や安全性を確認したうえでタイへ搬送する。
一方、第2編成は現在トルコで試験中で、2026年11月末にタイへ到着する最初の編成となる予定だ。

その他の車両も計画に沿って順次製造されている。

◆東側区間、2027年末に試運転へ

オレンジライン東側区間は、2027年末に試運転を開始し、2028年初頭の正式開業を目指している。
一方、西側区間となるバーンクンノン駅~タイ文化センター駅では、2026年6月末時点で建設工事の進捗率が37%に達した。

さらに、MRTブルーラインの追加車両調達についても進展しており、同時点で進捗率は43%となっている。

◆全線開業で1日30万人の利用を想定

BEMは、オレンジライン東側区間の開業後、1日約10万人の利用者を見込んでいる。
さらに、西側区間を含む全線が2030年に開業すれば、利用者数は1日30万人規模まで拡大すると予測している。
オレンジラインの全線開業が、バンコクの東西交通を大きく変えると期待されている。

BEMにとっても、利用者増加や事業規模の拡大により、業績が大きく飛躍する重要プロジェクトだと期待されている。

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