原因は飲料水や氷?! プーケットで1週間の内6,342人が下痢や発熱の症状。ノロウイルスの検出も。

先日、プーケットで多くの人が下痢の症状を訴えており、当局により緊急オペレーションセンターが設置されたと言うニュースをお伝えしましたが、思った以上に深刻のようです。

消化器系を標的としたウイルスの流行により、プーケット県では先週6,400人近くが下痢の症状を発しています。
プーケット公衆衛生局は、6月5日から12日までに6,382人が感染し、タイ人も外国人も吐き気、嘔吐、下痢、発熱などの症状に苦しんでいると発表しました。

さらに患者の約70%は消化器系に炎症を引き起こし、急速に感染が広がるノロウイルスに感染していたといいます。

当局の担当医は、「消化器疾患が水や氷から広がった疑いがあるため、検査のためにプーケットの6つの工場と水道水からサンプルを収集した」述べています。
結果は1週間以内に判明する予定とのこと。

プーケット県公衆衛生局は、その地域の清潔さを確保し、使用前に水を塩素で浄化するよう各施設に指示をだしました。
学校には衛生管理を徹底するよう指示され、病院には患者をサポートするための医療機器や物資を準備するよう指示されています。

私も真っ先に水と氷の存在を疑いました。
タイの場合、市販されているから安全というわけではないので、この国で衛生を保つのがいかに難しいか思い知らされます。

プーケットで重度の下痢を訴える患者が急増中。一度に100人以上とも。

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