セントラルと三菱地所、サイアムに「CenTRal cENtrAL」2027年開業へ。ドイツ発の「25hours Hotel」も。
- 2026/7/7
- バンコクとその近郊

タイの大手不動産・商業施設開発会社セントラル・パタナーは、日本の三菱地所と共同で、バンコク・パトゥムワン交差点に総投資額110億バーツを投じる大型複合開発プロジェクト「CenTRal cENtrAL」(セントラル・セントラル)を発表した。
第1期は、2027年第2四半期の開業を予定している。

同プロジェクトは「Young. Bold. Global.」をコンセプトに掲げ、ショッピングモール、次世代型オフィス、高級ホテルを一体化したミクストユース施設として開発される。
サイアムスクエアを若者文化やクリエイティブ産業の発信地へと進化させ「世界的なユースカルチャーの拠点(Global Youth Culture Destination)」を目指す。

開発地は約7ライ(約1.1ヘクタール)、延床面積は約14万1,000平方メートル。
2027年第2四半期に商業施設を先行開業し、同年第4四半期にオフィス、2029年第1四半期にはドイツ発のライフスタイルホテルブランド「25hours Hotel」(349室)がオープンする予定だ。

商業施設には約300店舗が入居予定で、その30~40%をタイ国内外の新興ブランド向けに確保している。
ポップアップストアにも対応する小型店舗を多く設け、スタートアップや中小ブランドの成長を支援する方針だ。
施設内には約3,400平方メートルの公共空間を整備し、アートやファッション、音楽などのイベントを開催するほか、「ソーシャルシアター」や屋上庭園を備えた「スカイラインシアター」など、交流と体験を重視した空間を展開する。

建築デザインは、サイアムスクエアの「ファッション文化」をテーマにした「Fabric of the Future」を採用している。
周辺のラチャプラソン地区とサイアム地区を結ぶ新たなランドマークとして、年間5,000万人以上が訪れるエリアの回遊性向上も狙う。
セントラル・パタナーは、同プロジェクトにより1日あたり5万~6万人の来館者を見込み、バンコク中心部の国際競争力向上と創造経済の発展を後押ししたい考えだ。
三菱地所との協業では、日本の都市開発ノウハウと運営技術を取り入れ、世界水準の複合施設を実現するとしている。

同社は、「CenTRal cENtrAL」を通じて、サイアムスクエアを東京・原宿、ソウル・聖水洞、ベルリン、ロンドン・ショーディッチに並ぶ世界的な若者文化の発信地へ育成することを目指している。







































