中国マフィアの大ボスとの関係性について渦中の不動産会社SCアセットが声明。

結局、なんの疑問も払しょくできていません。

先日お伝えしました、中国マフィアの大ボスの一人がある不動産会社と蜜月な関係だったし、その背後に現在国外逃亡中のタクシン元首相がいたという報道に対し、問題となっている不動産開発会社が声明をだしています。

タイ警察がソイラサールの高級住宅団地を家宅捜索した後、中国のグレーな資本家（ほぼ真っ黒ですが）が替え玉を通じて一軒家を購入した後、同物件の開発販売を行ったSCアセットコーポレーション社は12月４日声明をだし、同社が建設した家屋はタイ人またはタイの法人にのみ販売されたと主張しています。

具体的には、次のように述べています。

〇会社は、優れたガバナンスの原則に従って透明性を持って事業を行っています。
原則を遵守し、法律に違反しないことにより、すべてのプロジェクトのすべての家屋は、タイ人またはタイの法人のみに販売されています。

〇土地を売却する際、会社は買主に銀行経由でのみ支払いを行うよう要求します。

〇会社の株主は、会社の家の売却とはまったく関係がありません。

本誌レベルでもツッコミどころ満載な主張ですが、何かトラブルがあった際は、このような声明しか出せない不動産会社だということかもしれません。