タイ南部初!ワット・プラマハータート、ユネスコ世界文化遺産に登録、タイで6件目。

ユネスコ(国連教育科学文化機関)は7月25日、タイ南部ナコンシータマラート県の「ワット・プラマハータート・ウォラマハーウィハーン」を世界文化遺産に登録すると正式決定した。
タイの世界文化遺産としては6件目、南部では初の登録となる。

登録は韓国・釜山で開かれた第48回世界遺産委員会で決定された。同寺院は仏教建築や宗教文化の価値が高く評価され、ユネスコの評価基準(i)(ii)(vi)を満たす「顕著な普遍的価値」を有すると認定された。

この登録実現までには13年に及ぶ取り組みが続けられてきた。
タイ政府は2013年に同寺院を暫定一覧表に掲載し、その後、文化芸術局やナコンシータマラート県、学術機関、市民団体などが協力して推薦書類を作成。
2020年以降は新型コロナウイルスの影響で審査手続きが停滞したが、専門家の助言を受けながら内容の修正を重ね、2025年に正式申請を行っていた。

タイ政府代表団は今回の決定を受け、「南部初の世界遺産登録は地域の歴史と文化が国際的に認められた証しだ」と歓迎の意を表明した。
今後は観光振興への期待が高まる一方、文化財保護や管理体制の強化が課題となる。

ワット・プラマハータート・ウォラマハーウィハーンは、タイ仏教史において重要な寺院として知られ、長年にわたり南部の信仰の中心として多くの参拝者を集めてきた。
今回の世界遺産登録により、その歴史的・文化的価値が世界的にも正式に認められた形となった。

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