フェアモント、タイ初進出! バンコク・スクンビットに416室の高級ホテルを開業!

世界各地で高級ホテルを展開する「Fairmont Hotels & Resorts」がタイに初進出した。
アコーとタイ不動産大手Asset World Corp(AWC)が共同で、バンコク中心部に「Fairmont Bangkok Sukhumvit(フェアモント・バンコク・スクンビット)」を開業した。
フェアモントとして世界98番目、タイでは初のホテルブランドとなる。

ホテルはスクンビット通りのソイ18と20の間に位置し、8月18日に正式オープンした。

ジェローム・ロビエ総支配人(Jérôme Lobier)は、タイ初のフェアモントについて、アート、ファッション、飲食、サステナビリティー、ホリスティック・ウェルネスの5つを重要な柱に掲げていると説明した。

◆タイの「花」をホテル全体のデザインに

ホテルの大きな特徴が、タイの花々からインスピレーションを得たデザインだ。

設計を担当したPIAは、タイの植物が持つ美しさと、1950~60年代のスクンビット通りのイメージを融合。
約1年をかけてデザインを構想し、その後さらに約1年間、建設・デザイン工程を監修した。

ロビーのシャンデリアは、黄色い花を咲かせるタイの国花ラーチャプルックがモチーフとなっている。
会議室のあるフロアは「ドークラック」、スパフロアはジャスミン、客室は温かな歓迎を象徴する「ドークゲーオ」から着想を得ている。

花や植物をモチーフとした曲線、壁面、天井、アート作品などを館内各所に取り入れ、タイらしさを現代的な高級ホテルのデザインへと落とし込んだ。

◆Asavaがユニフォームをデザイン

スタッフのユニフォームは、タイのファッションブランド「Asava」の創業者兼デザイナー、ポンパット・アサワプラパー氏(พลพัฒน์ อัศวะประภา)が担当した。

ホテルのインテリアや花をイメージしたブラウン、イエロー、バーガンディーを採用。
タイ伝統衣装の「サバイ(สไบ)」を思わせるトップスや、「チョンクラベン(โจงกระเบน)」をイメージしたパンツなど、タイ文化と現代ファッションを融合させた。

ホテルスタッフが働きやすいよう、デザイン性だけでなく動きやすさにも配慮している。

◆全416室、58室がスイート

ホテルは全416室で、うち58室がスイート。計13種類の客室タイプを用意する。

45平方メートルのデラックスルームから上位カテゴリーの「Fairmont Gold」まで展開し、アメニティーには「Le Labo」を採用。
最高級カテゴリーの「Presidential Deluxe Suite」も今後オープンする予定だ。

飲食施設は4店舗。北米スタイルのオールデイダイニング「Harper’s」が先行して営業を開始し、ソーシャルバー&ラウンジ「Aela」、レストラン&バー「Caya」、キャビアやシャンパンを楽しめる「Wiggle Room」も順次オープンする。

◆2,000平方メートル超のMICE施設

もう一つの目玉が、3フロア、総面積2,000平方メートル以上に及ぶ会議・イベント施設だ。

企業イベントや国際会議、結婚式、パーティーなど幅広い需要に対応し、バンコクの新たなMICE拠点を目指す。

「The Signature Grand Ballroom」は天井高12メートルを誇り、最大1.5トンの荷重にも対応。このほか、別のボールルームや7つの小規模会議室、「Couture Hall」などを備える。

タイ初のフェアモントは、バンコク中心部という立地に加え、タイの花や伝統文化を取り入れたデザイン、ファッション、飲食、大規模MICE施設を組み合わせ、国内外の富裕層旅行者やビジネス需要の取り込みを狙う。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る