死刑論再燃!パタヤ・ロシア人姉弟ら5人殺害事件、主犯格ら正式起訴。遺族ら極刑を要望。

8年以上死刑が執行されていないタイで、「死刑論」が再燃した事件です。

パタヤ近郊でロシア人姉弟とタイ人一家の計5人が殺害された事件で、パタヤ地方検察庁は9月30日、主犯格とされるタナ・カードトーン被告(通称ポン、43)ら複数の被告を計9つの罪でパタヤ地方裁判所に起訴した。
裁判所は起訴を受理し、事件は正式な裁判手続きに入った。

起訴された罪には、銃器・弾薬の不法所持、警察官を装った行為、不法監禁、銃器や車両を使用した強盗致死、計画殺人、性的暴行、遺体を隠して証拠を隠滅した罪などが含まれている。

事件は7月26日、タイで母親と暮らしていたロシア人のダイアナ・ナジモワさん(22)と弟のロマン・ナジモフさん(17)が、バイクで自宅を出た後、行方不明になったことから始まった。

捜査の結果、姉弟のバイクが解体され、フアイヤイ地区の古い墓地付近に埋められているのが見つかった。
警察はタナ被告とトンチャイ・スリニン容疑者(39)を特定し、7月31日、カンボジア国境に近いサケーオ県のロンガン農園で2人を逮捕した。
犯人らは、国外逃亡を図っていたとみられている。

警察によると、容疑者らは姉弟のバイクを奪おうとしたとされ、抵抗したロマンさんが銃撃され、ダイアナさんも暴行を受けて死亡した疑いがある。
その後、容疑者の供述をもとに捜索した森林で、深さ約1メートルの穴から2人の遺体が発見された。

さらに捜査を進めたところ、約2キロ離れたココナッツ農園から、6月下旬から行方不明になっていたタイ人夫婦と10代の娘の一家3人の遺体も発見された。
警察は、犯行グループが警察官を装って一家の住宅に侵入し、金品を奪った後に3人を殺害したとみている。

一連の捜査ではさらに2人が逮捕された。
被告ら4人は、いずれも事件の重大性や逃亡の恐れなどを理由に保釈を認められていない。

ロシア人姉弟とタイ人一家の事件は関連事件として捜査されているが、法的には別々の事件として手続きが進められている。犠牲者5人の遺族には国から1人当たり30万バーツ、総額150万バーツの補償金が支払われた。

主犯格とされるタナ被告は、殺人未遂などで服役し、今年6月上旬に出所したばかりだった。

事件は今後、パタヤ地方裁判所で審理される。起訴内容によっては死刑が科される可能性もあり、殺害されたタイ人一家の遺族は死刑を求めている。

タイの量刑がしっかりしていれば防げる事件であり、銃器や薬物などの取り締まりがしっかりしていれば彼らも殺害されることはなかったでしょう。
遺族への補償金が支払われることに異存はありませんが、タイ政府がこれらのことをしっかりやっていれば、国民の大切な税金をこのような形で使う必要もなかったでしょう。

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