アナンタラ・サイアム、16億バーツ超で全335室刷新!ジムトンプソンとのコラボルームも!

バンコク中心部の高級ホテル「アナンタラ・サイアム・バンコク」は、16億バーツ以上を投じた大規模リニューアルを実施した。
全335室の客室・スイートをはじめ、レストランやバー、会議・宴会場、共用スペース、ウェルネス施設まで幅広く刷新し、世界の富裕層旅行者を意識した「タイ・ラグジュアリー」を強化する。

今回のリニューアルのコンセプトは「Transformed. Timeless. Thai.」。
1983年の開業以来、40年以上にわたってホテルが培ってきたタイの芸術や建築、職人技、ホスピタリティーを残しながら、現代的なデザインや設備を取り入れた。

ホテルを象徴する文化的要素も保存された。ロビーにある全長100メートルの手描き壁画や、「タイ人の思想における天界」を表現した19枚の天井パネルについては、今回の改装でも慎重に保存・修復。歴史的な雰囲気を維持しながら、新しいホテル空間との融合を図った。

◆全335室を刷新、プライベートプール付きスイートも

客室はデラックスルームからサイアム・スイート、アナンタラ・スイート、プレジデンシャル・スイートまで全335室を全面的にリニューアルした。

内装にはチーク材やタイシルク、職人による装飾を取り入れ、タイの伝統美と現代的なデザインを融合。
バスルームも大理石仕上げや新しい照明、設備などを導入した。

新たな目玉となるのが、バンコク中心部のトロピカルガーデンにプライベートプールを備えた「Anantara Garden Pool Suites」
さらに、タイシルクで知られる
ジム・トンプソンとのコラボレーションによる2ベッドルームの「Jim Thompson Suite」設けた。

◆レストラン・バー9店舗、MICE需要にも対応

飲食部門では、タイ料理からイタリア料理、日本料理、ステーキ、南米料理まで、9つのレストランとバーを展開する。

タイ料理「Spice Market」、イタリア料理「Biscotti」、日本料理「Shintaro」、「Madison Steak Avenue」「Guilty Bangkok」に加え、「Asia’s 50 Best Bars」に選出された「Aqua Bar」など、多様な飲食需要を取り込む。

国際会議や企業イベントなどのMICE需要にも対応する。
Grand Ballroomをはじめ、会議室やイベントスペースを刷新し、最新技術とタイらしいデザインを組み合わせた。
国際会議から企業イベント、結婚式、ガラディナーまで幅広い用途を想定している。

◆ムエタイやピラティスなどウェルネスも強化

ウェルネス分野では「Anantara Spa」と「Siam Sport Club」を刷新。
Technogymの機器
を導入した新しいフィットネスセンターや専用ピラティススタジオを整備した。

さらに屋外では、ムエタイ、ロッククライミング、ファンクショナルトレーニングなどを体験できるスペースを設け、宿泊だけでなく健康や体験を重視する旅行者の需要にも対応する。

◆バンコクの高級旅行市場に期待

トルステン・リヒター総支配人は、今回の16億バーツ超の投資について、ホテルの新たな時代の始まりであると同時に、バンコクが世界有数の旅行先として長期的に成長することへの自信を示すものだと説明した。

同ホテルによると、「Global Tourism City Attractiveness Index 2026」でバンコクは世界200都市中8位となった。
豊かな文化や食、アート、ライフスタイル、タイならではのホスピタリティーが、高級旅行市場におけるバンコクの競争力につながっているとしている。

一方で、高級旅行者が求めるものも変化しているという。
設備やサービスの品質
だけでなく、訪問先の文化とつながる、その場所でしか得られない体験を重視する傾向が強まっている。

アナンタラ・サイアムは今回の全面刷新を通じ、歴史あるホテルとしての個性を維持しながら、タイの伝統文化を現代的な高級ホテル体験へと再構築。
成長するバンコクのラグジュアリー観光市場で存在感を高めていく考えだ。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る