タイの「節電ボックス」詐欺に注意! 電気代削減の効果なく火災の恐れも。

タイで、コンセントに差し込むだけで電気料金を削減できるとうたう「節電ボックス」について、専門家が効果を否定し、購入しないよう注意を呼びかけている。

きっかけは、ある女性がフェイスブックの家事関連グループに、夫が購入した機器の写真を投稿し、「夫は電気代が安くなると言っているが、本当なのか」と質問したことだった。

投稿を見たチュラロンコン大学理学部のジェッサダー准教授は「2026年になっても、このような『節電できるとうたう詐欺ボックス』がまだ販売されているのか」と驚きを示した。

これらの製品は、オンライン上で「電気料金を30~90%削減できる」などと宣伝されている。
しかし、内部には小型のコンデンサーやLEDライトしか入っていないものもあり、家庭の電力消費を減らす効果はないという。

ファクトチェック団体「Cofact」も、首都圏配電公社(MEA)や専門家が効果を否定しているにもかかわらず、通販サイトで同様の製品が販売され続けていると指摘した。

マヒドン大学工学部電気工学科長のスパン博士によると、製品が宣伝通りに家庭の電気料金を削減できることを示す学術的証拠や、信頼できる機関による試験結果は確認されていない。

海外の消費者保護団体による試験でも、広告で主張される省エネ効果は認められなかった。
専門家は、購入しても節電にはならず、安全基準を満たさない製品は発熱や火災を引き起こす恐れがあるとして警戒を呼びかけている。

 

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