【タイ南部】「飲食店が燃え尽きるのを見たかった」たったそれだけの理由で放火する身勝手な犯行。

なんとも身勝手な犯行です。

月31日、地元警察はタイ南部パンガー県タクアトゥン地区のカライ地区にあるバーンチョンヌア運河で火災が発生したと通知を受けました。
警察が現場に到着した際も、火が激しく燃えていました。

カライ出身の31歳のワナト容疑者が現場にたたずんでいました。
容疑者は、この飲食店にガソリンを注ぎ、火をつけたことを警察に認め、逮捕されました。
容疑者は「飲食店が燃え尽きるのを見たかった」と述べ、逮捕されるかどうかどうでもよいと主張したと言います。

他に理由もなく、ただ自己の欲求を満たすためにのみこの飲食店を焼き払ったと語ります。
その飲食店やその所有者と個人的なうらみつらみはなかったと言います。

容疑者は放火の罪に問われており、損害賠償額は200万バーツと見積もられています。

一つ問題提起したいのは、こういった言語を絶するような人間が世の中に一定数いる中、そういった人とまで分かり合うことを強要されなければいけないのでしょうか。
短い刑期を終え、社会復帰をするということはそういうことかと思います。
司法制度はその犯罪者が社会復帰できるとお墨付きを与えて野に放つわけではなく、単にシステマティックに刑期を終えたから放り出しているに過ぎないわけです。

次に「人が死ぬところがみたかった」と言わせないようにしてほしいものです。

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