在福岡タイ総領事館も注意喚起! タイ発便の薬物密輸相次ぐ。日本が入国検査を強化。

すでにお伝えした通り、日本の税関当局は、2026年初めから現在までに確認された薬物関連事件が51件に上り、このうち11件(21.6%)がタイの空港から出発した旅客や貨物に関連していたものだった。

日本税関、タイ出発の渡航者からの麻薬密輸事件、5月~6月に多発。大麻や覚醒剤。

日本財務省によると、2025年に全国の税関が押収した違法薬物は3,211キログラムで、年間押収量が3トンを超えたのは6年ぶりだった。

このうち大麻は1,531キログラムと過去最多を更新し、前年の約3.5倍に増加。
流入元別では、
米国43%、タイ27%、ベトナム8%となっている。

日本では2024年12月12日から大麻関連法が改正され、大麻はより厳格な麻薬規制の対象となっている。
政府は海外から流入する違法薬物を「極めて深刻な脅威」と位置づけ、水際対策をさらに強化する方針だ。

◆在福岡タイ総領事館も注意喚起

在福岡タイ王国総領事館もタイ人旅行者に対し、(タイとは異なり)日本では薬物犯罪に極めて重い刑罰が科されるとして注意を呼びかけている。

また、過去には、①他人から預かった荷物を運んだケース、②国際郵便を利用したケースなどでタイ人が逮捕・起訴された事例があるとし、他人の荷物や小包を安易に預からないよう警告している。

◆日本の薬物犯罪の罰則

日本の大麻取締法では、正当な理由なく大麻を所持・譲渡・譲受した場合、最高5年の懲役、

営利目的の場合は、①最高7年の懲役、②最高200万円の罰金が科される可能性がある。

また、覚醒剤の所持・譲渡・取得の場合、最高10年の懲役、
MDMA、コカイン、LSD、ケタミンなどの麻薬の場合、最高7年の懲役、

輸入・輸出・製造については、さらに重い刑罰が適用される。
(それでも他国と比べるとゆるい方)

日本では今後も海外から到着する旅客や貨物に対する検査が強化される見通しで、タイ当局にも空港や国際郵便を利用した薬物密輸への取り締まり強化が求められている。

タイ空港の検査がザルであることが判明したので、今後はよりタイ発便への監視が強まる可能性が推測される。

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