「モーチャナ」アプリの件。一転して謝罪と訂正へ。

photo by The Nation Thailand

新型コロナウイルス状況管理センター(CCSA)のスポークスマンタウィーシン博士は6日に、危険エリアへ行く人が「モーチャナ」(医者は勝つの意)アプリをダウンロードしていない場合は、罰金と懲役を科すと言ったことについて、騒動を引き起こしたとして謝罪しました。

タウィーシン博士が、「モーチャナ」追跡アプリをスマートフォンにインストールしなかった場合、投獄される可能性があると発表した後、タイのネット民は即座に炎上をひき起こしました。
ソーシャルメディアのユーザーは、年配の方を中心に多くの人がアプリを実行できるスマートフォンを持っていないことを指摘しました。

すると、タウィーシン博士は彼の個人的なFacebookで混乱をお詫びしてきました。

彼は、法的な罰則については、「モーチャナ」アプリを含め、28の「レッドゾーン」エリアを出入りし陽性反応のでた個人にのみ適用されることを明らかにしました。
ペナルティ(最大2年間の服役および、または最大40,000バーツの罰金)は、サムットサコーン、チョンブリー、ラヨーン、チャンタブリー、トラートの5つのロックダウンされたエリアで厳密に適用されると彼は述べます。

タウィーシン博士は、スマートフォンを持っていない新型コロナ患者が、保健当局へ行先などの申告を協力すれば罰則等は発生しないことを保証しました。
PCCSAは、タイムラインを調査および追跡するための強力なツールとして「モーチャナ」アプリをインストールするように人々に強く勧めたかったが故の発言だったと述べました。

タイはこういうの多いですね。
政府発表後、発表したことが180度ひっくり返るということが。
慌てて拡散して事態を読み込まないと、こっちが恥をかく結果になりますね。
クロスボンバーでは、これからも慌てずに、精査してお伝えするよう努めてまいります。

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