ミャンマー軍事政権からの逃亡続々。国境の街カンチャナブリーの廃屋に不法移民者123名。彼らの運命は…。

4月4日午前9時、カンチャナブリー警察、入国管理局らは、市内の廃屋に不法移民者の大規模な集団が隠れているという地元住民からの通報を受け捜査にあたりました。

報告された廃屋を調べると、合計123人以上からなる不法移民のグループがいることが判明しました。
彼らを警察で取り調べするために、護送用の大型トラックが用意されました。

さらに廃屋にはバン1台、ピックアップトラック2台、セダン1台の計4台の車両が駐車されていました。
警察が踏み込む前、運転手らは全員が逃走したものと思われます。

彼らはサンクラブリー地区の自然の水路を通り不法にタイ国境を越え、その後エージェントが車でワット・ワンウィウェカラム桟橋まで迎えに来たと自供しています。
さらに夜半に乗じ、ボートでワチラロンコンダム貯水池に沿って移動し、この廃屋に到着したと伝えられています。

不法移民らは、タイ南部と中部で仕事を探すために、エージェントにそれぞれ1万5000~3万バーツを支払ったといいます。

現在ミャンマーでは女性まで強制的に徴兵される政策が施行されており、国からの脱出を試みる人々で溢れています。
当局は、これらの不法入国者らは、ミャンマーに強制送還される予定だとのことです。

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