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【タイ】日本のテレビ報道とは全く異なるロッブリーのサル軍団の現状
- 2020/7/29
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つい先日、新型コロナの影響で観光客が激減し、ロッブリーのサルがエサにありつけないために飢えて狂暴化していると、サルに囲まれながらいかにもサルたちがエサを欲しがっているかのようなテレビ報道する記者の姿をみた。
正直、現地をよく知ってる者なら明らかにおかしいと感じたことだろう。
何故ならロッブリーは観光地ではあるが、パタヤやプーケットのようなリゾートではないので、外国人に頼りっぱなしの観光地ではない。遺跡のようなものとお寺とこのサル軍団しかいない街で、外国人観光客が殺到すると考えられるだろうか。
実際は違います。どちらかと言えばロッブリーは、タイ人向けの観光地と言えるでしょう。新型コロナ以前、この街に何度も行ったことがありますが、中国人や白人がわんさかいるようなイメージは全くありません。学生の遠足や課外授業のような団体はみかけましたが…。
やはり日本のテレビ報道って最近は特におかしくなってますね。
現状のロッブリーの街をタイの地元メディアがリポートしてるのでお伝えいたしましょう。
野生生物の専門家によると、タイのロッブリーに住むサルの生活はとてもお気楽で、死ぬまで〇〇を食べ続けているそうです。〇〇とは…。
観光地であるこの街の市民は、サルのギャング団が攻撃してくるために、自分たちの家を離れることを恐れています。サルは廃墟となった映画館を根城にジャンクフードを好きなだけ食べあさっているというのです。
先月地元メディアでは、推定6,000匹のサルが地元住民を攻撃し、彼らを恐怖に陥れていると報告しました。
ある住民が、狂暴なサルを落ち着かせる最善の方法はファーストフードを与えることだと思っています。これが状況をさらに悪化させてしまいました。
砂糖たっぷりで脂っこい食事で狂暴化したサルと新型コロナ禍による観光客の減少で、ロッブリーに住む人々の生活は悲惨なものになっています。
地元警官もこのサルのギャング団を退散させることは、ほぼ「絶望的」であると話しています。
さらに瞬く間に赤ちゃんが生まれ、サルがどんどん増殖しているようです。
この現象を『sex-crazed』されたサルだと地元メディアは報じています。
まるで映画「グレムリン」を彷彿とさせる状況です。(姿もどことなく…)
不健康な食事の結果として、都会のサルは野生のサルより運動量が落ちるので筋肉が少なく、多くのサルが高血圧や血液疾患を患っています。
野生生物保護局の支部長は、次のように述べています。
「サルは決して空腹にはなりません。子供のように膨大な量のKFCを食べ続けています」
地元の人々が、新型コロナで平常時のような街並みを取り戻すのに苦労している間も、サルたちは上記疾患で死亡した遺体を映写室に放置したまま食べ続けています。
増殖するサルが通りを練り歩くにつれ、住民の多くは自宅にバリケードを立てることを強いられました。
住民たちは「私たちは檻の中に住んでいますが、サルは外に住んでいます」と嘆くばかりです。
サルの数は2年間で2倍になり、ここ数週間でサルの大乱闘が起こり、街に住む人々を恐怖に陥れました。
今では、街の一部が立ち入り禁止区域になり、サルは無人となった店や商店を引き裂き、破壊の限りを尽くしていると報告されています。
日本のテレビ報道と大分状況が異なると思いませんか?