【タイ】条件は前進党の徹底排除。選挙得票率4%の両副首相が、75%の連立8党を脅かす。これがタイ式民主主義?

「タイの未来」という名の風船は、空高く舞い上がり、決して国民の手には落ちてこない模様です。

タクシン党とも言われるタイ貢献党に手を差し伸べる人物は、どちらも退陣する政権の副首相であるようです。
彼らが選挙では選ばれていない上院250名を掌握しており、議会の過半数の獲得に必要な議員を供給することができるからです。

彼らとは、パラン・プラチャーラット党のプラウィット副首相とブムジャイタイ党のアヌティン副首相です。

5月14日の政党リスト全国投票での得票率は4%に過ぎなかった両党は、現在、同じ世論調査で得票率75%を獲得した連立8党にとって不可欠な存在となっています。

ブムジャイタイ党のアヌティン党首は、タイ貢献党から7月27日にセター氏を首相に選出する件について、まだ打診されていないことを明らかにしましたが、同党は不敬罪に関する政策を理由に、連立からの前進党排除を求めています。

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