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合計13便、延べ2,296名の足に影響。チェンマイ空港発便で、出発直前の航空機ドアを開けた中国系カナダ人を逮捕。
- 2024/2/8
- 事件(タイローカル)
先ほどお伝えしましたチェンマイ空港で起きた、突然乗客が飛行機のドアを開け多くの発着便に影響を与えた事件について、続報がでていました。
2月7日、チェンマイ空港発のタイ国際航空便で、離陸直前に非常口を開けようとしたとして、中国系カナダ人男性が逮捕されたと警察が発表しました。
ウォン・サイ・フン(40歳)は、パニック発作を起こしていたようだと報じられています。
男性は飛行機の前部にある非常口に駆け寄り、「誰かが襲いかかってきたー!」と叫びながらドアのロックを開けようとしたと伝えられています。
男性は取り押さえられ、取り調べのため警察に引き渡されました。
彼は現在、航空機を危険にさらす行為をした罪で起訴されています。
しかし警察は、航空法に基づくさらなる容疑をさらに特定するため、空港職員と協議すると述べています。
ウォンの取り調べには、カナダ総領事館の代表も同席することとなりました。
男は自分のことをコンピューターエンジニアであり、パニック障害を患っていることを明かしています。
男性は観光警察局の通訳に対し、地下組織に付きまとわれており、襲撃されるのが怖いと語っています。
そして、彼は飛行機から飛び降りるためにドアを開けようとしたと動機を語っています。
この迷惑行為により、上り8便、下り3便、目的地変更2便の計13便、延べ2,296名の足に影響でました。
飛行機に乗っちゃダメな人だ。