タイ国際航空、一部航空券を20~30%値下げ。中東情勢緩和で燃油価格下落も紛争以前に届かず。

タイ国際航空(Thai Airways)は、中東情勢の緊張緩和に伴う世界的な航空燃油価格の下落を受け、2026年7月1日から一部路線の航空券価格を平均20~30%引き下げたと発表した。
値下げは運賃だけでなく、燃油サーチャージも対象となる。

同社のチャイCEOは、燃油価格や市場動向を日々分析しており、航空燃油(Jet A-1)の価格が一時の1バレル240ドルから約110ドルまで下落したことを受け、価格改定を決定したと説明した。
ただし、燃油価格は中東紛争前の約90ドルを依然上回っているため、全面的な値下げには至っていないという。

一方で、6月以降は予約数が二桁成長を続けており、2026年後半の需要も好調に推移している。
年末には、平均搭乗率が約70%に達すると見込んでいる。

商業部門のキティポン最高商業責任者(CCO)は、「価格競争に陥るのではなく、質の高い収益を重視する戦略を維持する」と強調する。
需要に応じた座席供給の最適化と、適正な収益性の確保を経営の柱に据え、必要な市場でのみ競争力のある価格設定を行う方針を示した。

また、同社は顧客満足度向上にも注力しており、機内食や機内サービスの品質向上など、利用者を中心としたサービス改革を進めている。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る