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【タイ】人間がいなくなり、そして自然は回復する
- 2020/4/21
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4月20日。
新型コロナウィルスが世界的な蔓延を見せる中、
多くの工場は稼働をストップし、多くの人々は経済活動をストップ
または家で仕事をするようになった。
それに伴なって、工場からの排出ガスや汚染水が減少し、
通勤する人が少なくなったため、車の排気ガスが極端に少なくなった。
先ず顕著に表れだしたのは、これまで慢性的にバンコクの空を
ガスが取り巻いていた環境が緩和された。
P.M.2.5の数値が明らかに減少したのだ。
また人間が立ち入らなくなった自然界では、早くもその装いに変化が見られた。
地元メディアでは、普段では見られない数々の光景に遭遇したとレポートしている。
1、絶命危惧種であるオサガメが海岸に11の素を作り、
個体あたり60~120個の産卵をした。
これは過去20年で最大の数を計測した。2、トラン及び南アンダマン海研究センターのレポートによると
トランでは130頭のマナティーが発見された。
そのうち15組は母子つがいだった。
・ザトウクジラ(ピンクイルカ)32頭、ジンベイザメ1頭、
・クラビで泳いでいるジュゴン9頭、カメ19匹を発見3、サムイ島でリーフモンキー(メガネザルの一種?)の親子に遭遇
子供は双子だった。4、チャチュンサオの道路を40頭のゾウの群れが横切りました。
この新型コロナ騒動、自然や動物たちにとっては、
収束せずにこのままであって欲しいと思っているのではないだろうか。
貴重な野生動物、大きく言えば地球にとっての最大の病は、
われわれ人間なのかもしれない。
出典元:THE STANDART