只今、タイの約95%がインド変異株に汚染されています!

この急激な拡大の原因は、インド株でした。

インド変異株(デルタ株)は、現在バンコクでの新たなCOVID-19感染の95.4%を占めており、タイの77都県のうち76都県に広がっていると、8月10日、医学部長のスパキット博士は発表しました。

博士は、全国の1,632件の新たなCOVID-19症例に対してランダムテストを行いました。
すると、それらの91.9%(1,499症例)が、インド変異株(デルタ株)だったことを示しました。 

他の県では、インド株がすべての新規感染の83.2%を占め、南部のプーケットやパッタルンでのみ、英国株(16%)、南アフリカ株(0.8%)が見つかっています。

タイ中部のスパンブリー県だけが、まだインド株を見ていないと、スパキット博士は述べておりますが、これは同県内に危険な亜種がいないことではないと強調しています。

毎日の感染が着実に増加しており、1日平均2万件の新規症例が発生しているため、屋外では常にフェイスマスクを着用し、社会的距離を保ち、リスクの高い活動を避けることにより、厳格な安全対策を遵守するよう一般市民に促しました。

またスパキット博士は国民に対し、抗体検査は不要であり、費用の無駄であると主張しています。
なぜなら抗体のレベルが高いからといって、新しい変異体による感染から保護されるわけではないからです。

医療従事者の負担を減らすためにも、「何でもかんでも病院」ではなく、先ず理解を深めることも重要かもしれませんね。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る