【バンコク】新型コロナに感染した年配の女性が、救急車を待っている間に死亡

新型コロナ第2波以前では死亡者まで出すことはかなり稀で、数日間で一人程度でしたが、この第3波では、連日のように複数名お亡くなりになられている方が報告されています。
それは現場で起きている医療崩壊も一つの原因となっているようです。

バンコクのバンコーレーム地区(ラマ3道路付近)にある彼女の家で、救急車を待っている間に年配の女性が亡くなるという悲しい結末が発生してしまいました。

このニュースは、4月22日に報告されました。

この家には3人の年配の女性が住んでいました。
伝えられるところによると、3人全員が新型コロナの検査で陽性であることが判明し、救急車が来るのを待っていたと言います。

しかしバンコクでは感染が激増しているため、ほとんどの病院に利用可能なベッドがありませんでした。
悲しいことに、救急車が現れる前にその内の一人の女性が亡くなってしまったとのことです。

若く軽度の症状の患者であれば、仮設病床の方で治療ができるようですが、高齢者は重度の症状を示すリスクが高いため、医療専門家やきちんとした病床を確保する必要があり、自宅で待たされるケースがあると言います。

私の知り合いの日本人も新型コロナに感染してしまいましたが、やはりベッドに空きがなく、2日待ってから救急車で運ばれたと言っていました。
この第3波は何かおかしいです。
みなさんもコロナに「慣れ」ないように、気をつけて下さい。

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