「タイでいい仕事あるよ」と中国人3人を誘拐! ミャンマー国境へ移送、犯罪組織の男を逮捕。

タイ中央捜査警察(CIB)は、タイ国内での就職を希望する中国人男性3人をだまし、手を縛って目隠しをした状態でミャンマー国境付近へ移送した事件に関与した疑いで、タイ人のスリヤー容疑者(30歳)を逮捕した。

事件は2026年9月7日、タイ西部ターク県のミャンマー国境付近で発覚した。
警察が黒色のトヨタ・ハイラックス・レボを運転していたタイ人の男(29歳)を逮捕した際、車内から手を縛られ、目隠しされた中国人男性3人(27~31歳)を発見し、救出した。

被害者3人は、インターネットでタイ国内の仕事を探していたところ、「タイで仕事を紹介する」と名乗る人物と知り合い、9月5~6日に飛行機でタイへ入国した。

その後、チェンマイ県やスコータイ県の職場へ案内すると説明され、手配された車で移動を開始。
しかし、ターク県に到着すると別の車に乗せられ、森林地帯へ連れて行かれた。

そこで突然、頭や顔に茶色の粘着テープを巻かれ、両手を縛られたうえ、手錠をかけられたという。
その後、ミャンマー国境方面へ移送されていたところを警察に救出された。

警察が運転手の男を取り調べたところ、「ジョイ」と「ヤー」と呼ばれる人物から移送を依頼されたと供述。
さらに、ヤーと呼ばれる男が先導車を運転していたことが判明した。

捜査の結果、「ヤー」の正体がスリヤー容疑者であると特定され、10月1日付で逮捕状が発付された。
警察はその後、ターク県ポッププラ郡キーリーラート地区の住宅前で容疑者を逮捕した。

警察は、犯罪組織がタイでの就職を口実に中国人を入国させ、ターク県の国境地帯にある別の犯罪ネットワークへ引き渡そうとしていた可能性があるとみている。

スリヤー容疑者には、不法監禁と無許可の旅客運送事業に関与した疑いがかけられているが、本人は容疑を否認している。

警察は容疑者をポッププラ警察署に移送し、事件の全容解明に向けて捜査を進めている。

この状況で容疑を否認と言われても…。

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