バンコクで「笑気ガス」販売拠点を摘発! 女性2人逮捕、カオサンの有名パブにも供給。

タイ警察は2026年10月11日、バンコク都内で「笑気ガス」と呼ばれる亜酸化窒素を違法に製造・販売していた疑いのある拠点を摘発し、女性2人を逮捕したと発表した。
押収されたガスカートリッジや風船などは数万点に上り、カオサン通り周辺の有名パブにも供給されていたとみられる。

逮捕されたのは、パッタラダー容疑者(25歳)とティダーラット容疑者(29歳)の2人。警察は10月10日、バンコク都ワッタナー区プラカノンヌア地区にある建物を捜索し、大量の笑気ガス関連商品を発見した。

現場からは、3リットル入りの亜酸化窒素ガスボンベ90本、ホイップクリーム用ディスペンサー70個、風船約2万7,000個、Mosa製ガスカートリッジ8,280本、Quick Whip製ガスカートリッジ計3万960本などを押収。
さらに、販売管理などに使用されていた可能性のあるパソコン一式も押収した。

今回の捜査を進めた結果、カオサン通り周辺の有名パブにも供給していたとみられる事業者が浮上したという。

問題の事業者は、表向きは陶器やガラス製品、台所用品などの卸売業を営んでいたが、その一方で大量の笑気ガスを密かに販売していた疑いがある。

警察は女性2人に対し、許可を受けずに医薬品を製造・販売、または輸入した疑いで容疑を通知し、クロンタン警察署に身柄を移送した。

亜酸化窒素は医療用の麻酔などにも使用されるが、娯楽目的で吸引すると酸素欠乏や意識障害などを引き起こす危険性がある。

警察は今後、押収品の流通経路や販売先などについて、さらに捜査を進める方針だ。

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