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- まるでドラマのようだ! 中国の元化学教授らが麻薬製造、タイなどで完成品に加工。71名拘束。
まるでドラマのようだ! 中国の元化学教授らが麻薬製造、タイなどで完成品に加工。71名拘束。
- 2026/10/11
- 事件(タイローカル)

中国の警察当局が、元大学教授や化学修士号を持つ男性らが関与する大規模な国際麻薬製造・密売組織を摘発した。
組織は中国国内で薬物の原料を製造し、タイ、ベトナム、カンボジアで完成品に加工していたとされ、これまでに71人が拘束された。
事件の発端は2024年。
中国東部・山東省の警察が、製薬関連企業による6種類の化学物質の大量購入を不審に思い、捜査を開始した。
これらは、違法な電子たばこ「ゾンビ電子たばこ」に混入される麻酔薬「エトミデート」の製造に使用される原料だった。
捜査の結果、化学修士号を持つ黄という姓の男と、地元大学で化学を教えていた元教授の呉という姓の男が、組織の中心人物として浮上した。
警察によると、呉容疑者は専門知識を悪用して薬物の製造工程を設計・改良し、「新薬の研究開発」を装って中国国内5都市の工場に製造施設を設置。
黄容疑者が製造を管理し、国際物流会社などを経営する王という姓の男が、原料や設備を少量ずつ輸送して摘発を逃れていたという。
さらに、組織は中国国内では原料物質のみを製造し、タイ、ベトナム、カンボジアへ密輸した後、現地でエトミデートの完成品に加工していた。
製造工程を複数の国に分散させることで、当局による違法行為の立証を難しくする狙いがあったとみられる。
中国警察は約2年間にわたって証拠を収集し、タイやベトナムの当局とも協力して捜査を進めた。
その結果、3月から4月にかけて東南アジア3カ国にある計7カ所の拠点を摘発した。
中国中央テレビ(CCTV)によると、一連の捜査で71人を拘束し、エトミデート73キログラム、その他の作用物質5トン、大量の製造設備を押収した。
また、黄容疑者は約1年余りで500万元(約2,500万バーツ)以上の利益を得ていたという。
中国では重大な麻薬犯罪に対して死刑を含む厳しい刑罰が定められているが、今回の事件は現在も捜査が続いており、容疑者らは今後の裁判手続きを待っている。
事件が報じられると、中国のネットユーザーからは、ドラマ『ブレイキング・バッド』の主人公ウォルター・ホワイトの別名にちなみ、「淄博のハイゼンベルク」と呼ぶ声も上がった。
高度な化学知識を持つ専門家が違法薬物の製造に関与し、タイを含む東南アジア各国に製造拠点を広げていた実態が明らかになり、国境を越えた犯罪ネットワークの問題が改めて浮き彫りとなった。







































