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タイ最高裁、覚醒剤520万錠事件で死刑判決を維持。ただし確定しても減刑に次ぐ減刑で…。
- 2026/9/8
- 事件(タイローカル)

タイ最高裁判所は9月7日、覚醒剤(ヤーバー)520万錠の密売とマネーロンダリングをめぐる事件で、被告4人の上告を棄却し、死刑判決を維持した。
別の被告1人はすでに上訴せず判決が確定しており、これにより被告5人全員の死刑判決が確定した。
判決はバンコクのラチャダーピセーク通りにある刑事裁判所で言い渡された。
事件はタイ、ミャンマー、ラオスの国境地帯(ゴールデントライアングル)で活動していた麻薬ネットワークの資金の流れをめぐるものだった。
検察によると、被告らは麻薬の調達、保管、輸送、資金管理などを分担。
麻薬販売で得た資金の一部をミャンマーでの自動車売買に投入し、犯罪収益を別の資産に変えることで、その出所を隠していたとされている。
最高裁は証拠を検討し、被告らが大規模な麻薬取引や資金洗浄に関与したとする検察側の主張には十分な根拠があると判断し、4人の上告を退け、控訴審の判断を支持した。

こちらはイメージです
事件をめぐっては、タイ警察麻薬取締局が2019年、バンコクのラチャダー-ラムイントラ地区の高級住宅地などを捜索し、総額約1億バーツ相当の資産を押収していた。
押収品には、約7,600万バーツ相当の土地付き住宅4棟、コンドミニアム2室のほか、トヨタ・アルファード、ポルシェ・パナメーラ、メルセデス・ベンツ220D、ハーレーダビッドソンを含む車両などが含まれていた。
最高裁は、事件に関連する覚醒剤520万錠について、社会に流通すれば犯罪を助長し、経済、社会、公衆衛生に広範な被害をもたらす規模だと指摘。
一連の行為は国家の安全保障に重大な影響を及ぼすとして、最も重い刑罰を定める規定を適用し、死刑判決を維持した。
ただし、タイでは8年以上死刑執行が行われておらず、これまでも恩赦に次ぐ恩赦、減刑に次ぐ減刑によって、あっという間にシャバに出てきてしまうケースも珍しくない。
これほどまで法律を軽視している国では、多少多めに死刑を執行していかないと、この国で犯罪が減る世界線がくることは未来永劫ないだろう。






































