【映像あり】タイネット界隈騒然。タイ警察の「闇」が表ざたに! 賄賂を拒む麻薬業者を警察が拷問死に

最近、これまでなかなか明るみにでてこなかったような「タイの闇」の部分が、SNSなどの普及により表ざたになり、言論統制のあるタイにおいて、我々もどこまで取り扱ってよいのか判断に苦しみます。
これはあくまでも地元メディアが報じている内容だということを、改めて強調させて頂きます。

 

弁護士が投稿したあるビデオがタイ国中に衝撃を与えた後、タイ北部のナコーンサワン警察署長が殺人罪で起訴されました。

このビデオでは、ジラポン・タナパットと呼ばれる麻薬容疑者が、オフィス内で彼の頭に数層のビニール袋をかぶせられ窒息死させられた映像が映し出されています。
容警察幹部らに率いられた5人の男性のグループが、容疑者から200万バーツを強要しようとして失敗したため、このような拷問をひきおこしました。

容疑者は、この結亡くなりました。

このクリップはSNS等で広く共有され、タイ国民がこれまで抱いていたタイの警察への疑惑が確信に変わった瞬間でした。

タイ王国国家警察庁長官のスワット・チェーンヨッドスック氏は、このクリップが本物であることを認め、関係者全員を部隊から解任すると発表しました。
長官は、犠牲者と彼の家族に謝罪しました。

彼は、逃亡中のナコーンサワン警察署長であるティティサン・ウタナポン容疑者に対して殺人罪で起訴しています。

容疑者が、タイから脱出しようとするのではないかという恐れがあり、ただ今国境が厳重に監視されています。

ティティサン容疑者は、警察署長の立場を剥奪されました。

一方、タイのメディアでは、警察署からこの映像がどのように暴露したかを推測しており、この強奪金の分け前で仲間割れがあったのではないかと推測しています。
このようなケースは、慣習的に以前から行われてきたのではないかと、ナコンサワンの警察に対してより広範な調査が必要であると指摘しています。

タイのプラユット首相はこの事件に激怒し、警察のイメージを保護するために即時行動を命じました。

容疑者は「アイス」(覚醒剤)の容疑を受けて拘留されており、警官は拷問を駆使て彼から200万バーツ(約700万円)を強奪しようとしていた。

それでもサワンプラチャーラク病院では、死因を「おそらくメタンフェタミンの服用による」(麻薬服用によるショック死)と記載し、の死亡診断書を偽造していました。

この映像を投稿した弁護士は、この事件で自分の命の危険を感じた部下から提供されたと述べていると言います。

※この映像にはぼかしが入っていますが、昨日タイのSNS界ではオリジナル映像がたくさん出回っていました。
ただ内容が非常にナーバスなものですので、本誌では地元メディアの報道に沿ってのみ、お伝えしていくこととします。

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