中国人投資詐欺の組織幹部をタイで逮捕! 被害者47万人超の巨大ねずみ講事件で指名手配!

タイ警察は6月19日、中国当局から指名手配されていた39歳の中国人男をサムットプラカーン県バンプリー地区の高級住宅で逮捕したと発表した。
男はオンライン投資プラットフォーム「ACE」を利用した大規模なねずみ講型投資詐欺の幹部とされ、中国政府が身柄の引き渡しを求めていた。

捜査当局は、外国人がタイ人名義を利用して事業や不動産を保有する「ノミニー企業」の実態調査を進める中で容疑者を特定。
家宅捜索の結果、容疑者がタイ企業の取締役として活動しながら同住宅に滞在していることを確認した。

容疑者はすでにタイでの滞在資格を失っており「滞在許可失効後の不法滞在」の容疑で逮捕されている。
取り調べに対し、容疑を認めているという。

中国当局の捜査では、容疑者は投資プラットフォーム「ACE」のシステム開発や運営を担当する中心人物の一人だったとされる。
同プラットフォームは2018年から運営され、多層販売方式(MLM)を利用して投資家を勧誘し、新規会員獲得による報酬をうたって資金を集めていた。

2023年3月時点で会員数は約47万人に達し、流入資金は約37億USDT(テザー)に上るとされる。
中国当局は巨額の詐欺事件として捜査を進め、容疑者らに逮捕状を発行していた。

家宅捜索では、複数国のパスポートや身分証、金地金、携帯電話、ノートパソコン、銀行カード、外貨現金など多数の証拠品を押収。警察は資金の流れや関連ネットワークの解明を進めている。

タイ当局は今後、共犯者や関連資産の調査を拡大するとともに、中国当局と連携し、容疑者の本国送還に向けた手続きを進める方針としている。

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