BTSコンサートチケット詐欺で5名の逮捕者。ファン105人が被害。被害金は旅行などに使用。

タイ警察は7月11日、韓国の人気グループ「BTS」のコンサートチケットを巡る大規模な詐欺事件で、詐欺グループのメンバー5人を逮捕したと発表した。
被害者は105人、被害総額は約180万バーツに上る。

逮捕されたのは18歳から27歳までの男女5人で、詐欺、虚偽情報のコンピューターシステムへの入力、他人による銀行口座・電子決済口座の使用を許可したなどの容疑がかけられている。
容疑者らはバンコクやスラータニー県で身柄を確保された。

事件は、BTSのタイ公演チケットが発売直後に完売し、入手困難となったことを悪用したもの。
容疑者らはSNSや偽の販売ページを開設し、市場価格より安いチケットがあると偽ってファンから代金を振り込ませ、その後連絡を絶つ手口で犯行を繰り返していた。

警察によると、被害者は全国で105人に上り、1人当たりの被害額は平均約1万7,700バーツ、総被害額は180万バーツを超える。
捜査の結果、一連の犯行が同一グループによる組織的な詐欺であることが判明し、逮捕に至った。

取り調べに対し、一部の容疑者は「オンライン求人を通じて資金の受け渡し役を依頼され、商品の代理購入業務だと思っていた」と供述している。
報酬として1回200~2,000バーツを受け取っていたという。

一方で、別の容疑者は偽のSNSアカウントや販売ページを自ら作成し、約80万バーツをだまし取ったことを認めた。
得た金は海外旅行やブランド品の購入などに使い切ったと供述している。

警察は、人気コンサートやイベントの開催時には、偽アカウントや偽の振込証明を利用したチケット詐欺が急増すると警告。
チケットは正規販売ルートで購入し、個人間取引では販売者の身元確認を徹底するとともに、担保のない全額前払いは避けるよう注意を呼びかけている。

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