バンコク「The Empire」に大型ウェルネス施設「EA Wellness Club」誕生。バムルンラード傘下と連携
- 2026/9/9
- 不動産情報

タイの総合不動産大手アセット・ワールドコープ(Asset World Corp Public Company Limited/AWC)は、バンコク中心部の複合施設「The Empire」に、ウェルネス、健康・長寿、飲食、リラクゼーション、コミュニティ機能などを一体化した「EA Wellness Club」を開発すると発表した。
AWCは、バムルンラード・インターナショナル病院傘下の「VitalLife Scientific Wellness Center」と連携。
VitalLifeは予防医療や長寿分野のコンサルタントとして、施設のコンセプト開発、サービス設計、臨床基準などについて助言する。
AWCは「EA Wellness Club」を、タイ初の総合型ウェルネス・ライフスタイル拠点と位置付けている。
バンコク在住者やビジネスパーソン、外国人居住者に加え、海外からの旅行者など幅広い利用者を想定している。
施設は24時間型の「Destination for Wellness Community」をコンセプトとし、ウェルネスを一度の施術や訪問で完結させるのではなく、運動、回復、休息、食事、仕事、交流などを一日の生活の中でつなげることを目指す。

◆予防医療からスパ、温浴、運動まで
EA Wellness Clubでは、一つのウェルネス手法に限定せず、予防医療・長寿、運動、身体機能の回復、ホリスティック・ウェルネス、休養、食事、社会的交流などを組み合わせる。
VitalLifeが監修・助言する予防医療・長寿分野では、予防的な健康評価、体組成管理、体重・ストレス管理、個人に合わせたウェルネスプログラムなどの導入が計画されている。
「EA Wellness Spa & Dining」では、スパによるリラクゼーションと栄養、食事を組み合わせ、日常生活の中にウェルネスを取り入れる体験を提供する。
温浴・リカバリー分野では、温浴、水治療法(ハイドロセラピー)、アイスバス、温冷交代療法などを計画。リラクゼーションやリフレッシュだけでなく、運動後の身体回復などにも対応する。
さらに「The Empire Residence」のコリビングスペースと連携し、都市の中心部で休息やリチャージができる環境を整備する。
プライバシーや快適性を確保しながら、ホテルのようなホスピタリティを取り入れるという。
ホリスティック・ウェルネス、運動、パフォーマンス分野では、各種セラピー、マッサージ、フィットネスなどを展開。
個人・グループ向けプログラムを通じて、運動習慣、ストレス管理、心身のバランス、利用者同士の交流を支援する。
このほか、ウェルネスや運動、食、コミュニティをテーマにしたイベントやプログラムも継続的に展開する予定だ。

◆「The Empire」を48,000平方メートルのライフスタイル拠点へ
「The Empire」はバンコクの中心業務地区(CBD)に位置する大型オフィスタワー。
AWCは従来型の不動産を、仕事だけでなく、飲食、ウェルネス、交流、休息などを組み合わせた「ライフスタイル・デスティネーション」へ転換する戦略を進めている。
全面完成時には、「The Empire」のライフスタイル・エコシステムは約4万8,000平方メートル規模となる計画で、2030年までに新たなワークプレイス体験を提供する拠点へ発展させるとしている。
施設内の「The Empire Co-Living」は、入居企業の従業員や都市部で働く人々を対象としたプライベート型ライフスタイルクラブとして、仕事、レクリエーション、交流のための空間を提供する。
また「EA Rooftop at The Empire」では、バンコクの街並みを一望できる環境で、飲食やエンターテインメントを楽しめる。

第1期は2026年、全面展開は2027年予定
EA Wellness Clubでは環境・健康面にも配慮する。
「The Empire」はLEED Gold、WELL Core Platinum、WiredScore Platinum、SmartScore Silver、Fitwelなどの認証・評価を取得しており、AWCの持続可能な開発方針「3BETTERs(Better Planet、Better People、Better Prosperity)」に沿って施設を展開する。
EA Wellness Clubの第1期開業は2026年中を予定しており、施設全体は2027年にかけて段階的に展開する計画となっている。








































