洋上のど真ん中でフェリー火災。爆発の危険性アリで救助艇も近づけず。人々はパニックの末…。

4月4日午前6時50分、タオ島から約3キロ離れた海域で、108人(うち97人が乗客)を乗せたスラータニー~タオ島間夜行フェリー「チャルーン島2号」で火災が発生しました。
パニックに陥った乗客の中には、海に飛び込む人もいたと報じられています。

この火災による煙で、4人が軽傷を負っています。
火災は、フェリーのエンジンルームから発生しました。

「チャルーン島2号」には、タイ人、ミャンマー人労働者、外国人観光客が乗船していました。

仕事で頻繁にタオ島を訪れるスラータニー在住のマイトリーさんは、5分も経たないうちに煙と火が立ち上るのを目撃し、人々が叫び始め、警報が鳴り響いたと当時の状況を語ります。

「救命胴衣の到着がギリギリ間に合った」
「混沌とした状況だった。 人々は泣いていました…私も涙を流してしまいました。」と彼は話します。

同氏によると、救助を求めてから約20分後に数隻のボートが救助に到着しましたが、ボートは爆発の恐れからフェリーに近づくことができなかったといいます。
人々は救助されるために海に飛び込む必要がありました。

フェリーには車両も積まれており、濃い黒煙がフェリーを横切る中、人々は救命胴衣を着て船室から急ぎ脱出を図っていました。

この火災で死傷者は出ず、全員が救出されたと当局は発表しています。
火災の被害と原因は、現在も調査中とのことです。

私もこの手のフェリーに乗ったことありますが、洋上のど真ん中で爆発の危険性を想像したら恐怖しかないですね。
原因といっても、おそらくタイの場合、普段ほとんどまともに整備していないので、整備不良からくるものかと思われます。
いつどこでだれが遭遇するかわからないと言うことだけは、旅が好きな人はご注意ください。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る