タイの観光業復調とともにタイ国際航空も業績改善に。2025年までに株式上場を。

タイ国際航空(THAI)は、裁判所が認めた再生計画を前倒しで終了する予定であると発表し、最高経営責任者(CEO)のチャイ・アムシリ氏は、2024年半ばの退任を予想しています。
同社の業績は、タイの観光部門が回復したのともに改善されています。

タイ国際航空とその子会社であるタイ・スマイル航空は4四半期連続で利益を報告しています。
今年の第2四半期は税引き前利益23億バーツを記録し、前年同期比 171% という驚異的な増加を記録し、同航空会社としては過去20年間で最高の利益となりました。

タイ国際航空は財務面でのさらなる進歩を図るため、2025年3月までに株式市場に登録し、タイの証券取引所で株式を公開取引できるようにする予定だと述べています。

推定500億バーツの現金当座預金を抱えるタイ国際航空は、2031年末までにすべての債務を解決することを目標に、来年以降も年間平均約100億バーツに上る多額の債務と利払いの管理に自信を表明しました。

チャイ氏は、ウタパオ航空メンテナンスセンター(約70億バーツ相当のプロジェクト)への投資をすることに対し言及し、進行中の政治情勢が同社に大きな影響を与えることはないと断言しました。

タイ国際航空の財務状況は回復傾向にあり、リストラと将来の投資戦略が整いつつあることから、アナリストらはタイ航空が今後数年間に安定した復活に向けて有利な立場にあると分析しています。

また調子に乗ってくると怪しい支出が出てきそうで、株式上場…どうなんでしょうか。

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