タイ前進党の大躍進はCIAの謀略?! タイの報道機関の情報を真に受け、実際に米国大使館に抗議に行きました。

5月24日、タイ王党派のグループが米国大使館前に集まり、米国に対しタイの政治に干渉し、同国の君主制制度を損なうことをやめるよう訴えました。

この抗議活動は、選挙で前進党が驚異的な躍進を遂げたのは、米国の中央情報局(CIA)が介入したからだというタイの保守系報道機関の報道に基づいていたとされています。

このような主張の証拠として、ロバート・ゴデック米国大使が選挙翌日に書いた選挙結果の即時公表をタイ政府に求める「要請」を挙げています。

米国大使は、次のように書いています。
「昨日、タイ王国全土で数千万人が選挙監視員、投票所職員、メディア関係者、候補者、そして最も重要な有権者として投票に参加しました。
タイの長年の友人であり同盟国として、米国は最終結果を楽しみにしている。」

請願に応じて、ゴデックは昨日デモ参加者と直接会い、彼らの苦情を受けとりました。
その後、同氏はツイッターに「私は彼ら(デモ参加者)が来てくれたことに感謝し、米国はタイ君主制の制度とタイ人が王室に寄せる大きな尊敬を尊重していることを繰り返し述べた」とコメントしています。

同氏はさらに、特定の政党や候補者を支持していないことを強調しました。
「私たちは、タイの民主化プロセスから誕生した政府と協力できることを楽しみにしています。 タイ国民だけが自分たちを統治する者を選ぶべきだ。」と述べています。

こういった恥ずかしい行動をとることは、不敬罪にはあたらないのでしょうか。

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