タイ文部省、早ければ学校再開は11月。しかし懸念材料も山積。

永らく新型コロナ規制が続いている今、タイ人が最も再開して欲しい業種、それは「学校」だそうです。

タイの文部省は、10月までに学生らが十分なワクチン接種を行えるようであれば、学校での通常授業を11月から再開するだろうと表明しました。

トリーヌッ教育相は9月13日月曜日に、11月1日の学校の通常授業再開の目標を設定する前に、公衆衛生省と内務省に相談したと述べました。
ただし、学校の再開はワクチンの展開によるところが大きく、ファイザー社製のワクチン接種が、10月より12〜17歳の学生に提供されていくこと要件となると付け加えています。

トリーヌッ教育相は、ワクチン接種については両親が同意した場合にのみ、ワクチンが提供されると注意しています。
ワクチンは最初に、バンコクを含む新型コロナ被害が最も大きかったダークレッドゾーンの学生に配分されます。
予防接種は迅速に進める必要があり、保健省は予防接種計画を策定し、教育省は予防接種の必要性と起こりうる副作用に関する情報を両親に提供していきます。

初等教育対象の11歳以下の子供たちはどうなるのでしょうか。
ワクチンなしに、学校再開は可能なのでしょうか。
それともワクチン接種が完了した12歳以上の学生のみ、通常授業が再開されるのでしょうか。
子供は未来の国を背負う、国の宝です。
子供から外周の機会を失っては、その国に未来はありません。
観光業などより、優先すべき環境づくりがあるはずです。
そのことは、タイ人のアンケート結果(再開して欲しい業種の一位が学校)からも一目瞭然です。

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